勝俣部長の「ため息」4741回・・・・気配察知バトル

4月22日 月曜日

 

           ご近所さんの庭先 撮:2024.04

 

 

天才老人美しさを求め行く

   優先席

 

 先日、埼京線池袋、地下鉄丸ノ内線に乗り継ぎ本郷三丁目まで。

 武蔵浦和駅始発電車に・・・・それなりの努力をして、3人掛け優先席に座る。

 それなりの努力・・・・時間は8時前、まだ通勤時間帯内、早めに着き並ぶ。

 並ぶ努力である。

 電車がお隣の北戸田駅に着く・・・・つまり発車後、最初の着駅。

 エエエ・・・・松葉杖を突きながら、若い女性が、我が優先席を目差し来る。

 まあ、極めて当然である。

 彼女の目指す・・・・我が優先席事情。

 私が3人掛け真ん中、両サイドは右が男、左が女・・・・何れも若者

 二人とも視線はスマホ画面。

 心理的には10秒ほどの・・・・実際は1秒程度の気配察知バトル

 両サイド陣営・・・・更なるスマホへの、目線集中作戦。

 若者よ早く譲れ、譲れ・・・・俺はが痛いのだ、譲れ、譲って上げなさいよ。

 戦いは・・・・完敗

 両サイド陣営・・・・微動だにせず。

 多分、指揮官は・・・・あのプーチンでは無いのか。

 戦い済んで陽が暮れたのである。

  「どうぞ どうぞ・・・・」

 席を譲る(しか無かった)

 嬉しかった事は、譲られた当人から・・・・心底、感謝の言葉を戴い事である。

 一瞬、我、涙ぐむ。

 言葉に発し無いが・・・・彼女に、敗残兵はこう伝えたかった。

  ・優先席はお年寄りが座っていてこそ優先席です

  ・もし若者が座っていたなら そこは一般席となります

  ・一般席とは・・・・早い者勝ち席です

 困ったモンである。

 つづきます。

 

 

 まあ 水でも飲むか