4月22日 月曜日
ご近所さんの庭先 撮:2024.04
天才老人美しさを求め行く
優先席 考
先日、埼京線で池袋、地下鉄丸ノ内線に乗り継ぎ本郷三丁目まで。
武蔵浦和駅始発電車に・・・・それなりの努力をして、3人掛け優先席に座る。
それなりの努力・・・・時間は8時前、まだ通勤時間帯内、早めに着き並ぶ。
並ぶ努力である。
電車がお隣の北戸田駅に着く・・・・つまり発車後、最初の着駅。
エエエ・・・・松葉杖を突きながら、若い女性が、我が優先席を目差し来る。
まあ、極めて当然である。
彼女の目指す・・・・我が優先席事情。
私が3人掛け真ん中、両サイドは右が男、左が女・・・・何れも若者。
二人とも視線はスマホ画面。
心理的には10秒ほどの・・・・実際は1秒程度の気配察知バトル。
両サイド陣営・・・・更なるスマホへの、目線集中作戦。
若者よ早く譲れ、譲れ・・・・俺は膝が痛いのだ、譲れ、譲って上げなさいよ。
戦いは・・・・完敗。
両サイド陣営・・・・微動だにせず。
多分、指揮官は・・・・あのプーチンでは無いのか。
戦い済んで陽が暮れたのである。
「どうぞ どうぞ・・・・」
席を譲る(しか無かった)。
嬉しかった事は、譲られた当人から・・・・心底、感謝の言葉を戴い事である。
一瞬、我、涙ぐむ。
言葉に発し無いが・・・・彼女に、敗残兵はこう伝えたかった。
・優先席はお年寄りが座っていてこそ優先席です
・もし若者が座っていたなら そこは一般席となります
・一般席とは・・・・早い者勝ち席です
困ったモンである。
つづきます。
まあ 水でも飲むか