11月3日 日曜日
好き勝手に 言いたい放題
スマホは気遣いの 隠れ蓑
昨、土曜日、4日連続の災害用備蓄水の、最後の搬入日だった。
京成線「お花茶屋」駅・・・・8時着を目指し、6時40分自宅出発。
設定ルート:埼京線「赤羽」・・・・京浜東北線「日暮里」・・・・京成線「お花茶屋」。
その赤羽駅乗り換えで、悲しい光景を目の当たりにする。
土曜日とあって、いつもの激しい混雑は無い。
タッチの差で空席を奪われる。
未練がましく優先席を見る。
右側には、母親と中学生前後の男の二人。
向かい側は・・・・前方左より「小太りの若い女性」、隣にパソコンを叩くこれまた女性。
右側にジーパン姿の太った、髪の毛の長い若者・・・・以上3名。
乗り込んだとき、瞬時に目にした優先席光景である。
乗り込みはダラダラと続き、一番最後に、左脇に松葉杖を挟みながら、足首も痛々しい女子高生が、静かに乗車して来た。
一見する、瞬間に座席譲りの心が芽生える・・・・が、立っているのだから、如何ともし難い。
優先席は勿論、彼女に目が届く範囲の着席人・・・・どう反応するか(したか)興味深々。
先ず母子組3人・・・・母親は目を閉じたまま。
二人の子供はゲーム機に夢中でキャッキャッ中・・・・完全なる無反応さ。
片方の3人、左は彼女を見るも、直ぐ目をスマホに。
真ん中、パソコンから目を離さず。
右、寝ている(振りがアリアリ)。
彼女に近い一般席・・・・大半がスマホで、全員無反応。
電車は東十条、王子から上中里に到着する寸前・・・・「コリャダメダ・・・・」と、おバカな勝っちゃん・・・・二人の子供席に向かう。
が、電車が上中里に着く。
「あのさ・・・・」
と、口を吐(ツ)きかけたとき・・・・松葉杖の彼女、目的の駅と見えて、足を引きずりながら下車して行くではないか・・・・。
おバカな勝ちゃん・・・・内心ホットする。
ホットしてしまったのだ・・・・自分が許されない。
何が「おもてなし」だの、何が「寄りそうだ」だの、何が「労りの心」だの・・・・「だのだの」言うな・・・・。
スマホは・・・・気遣いの隠れ蓑。
日本、NIPPON・・・・暖かい光景と、悲しい光景・・・・どっちが多いのだろう・・・・スマホと共に・・・・どっちが多くなって行くのだろう。
天気は最高に良い日でした。
つづく。
水を飲みました