勝俣部長の「ため息」4206回・・・・ジッと、と、ジイっと

10月25日 火曜日

 

          「興禅院」(川口市) 撮:2022.09

 

 

  折角、生きてるだから

人騒がせな・・・・

 

 知らない人は全く知らない、知る人ぞ良く知る。

 ドイツの時計、計測器メーカー「バリゴ」社。

 20年前は知らない組で有った。

 直径9cm、丸型の時計(置く&掛け両可)・・・・その素朴さが気に入り

求めた。

 長い事正確に時間を刻んで来てくれた。

 2か月ほど前、持ち主より一足先に、電池交換するも微動だにせず(憤死状態)に。

 新規購入で止む無し・・・・銀座イトーヤに向かった。

 修理が利くと言う・・・・さすがである。

 修理成る、持ち帰る、夜7時過ぎ、電池を入れ、時刻をきっちり合わせる。

 秒針がコツコツと刻む、を確認・・・・これで善し(満足)。

 勝俣部長の朝・・・・多くの人の真夜中である。

 どれどれとセットした時計を覗く。

   「ええ これ何 もの凄くむじゃん」

 腕時計は3時前なのに・・・・このバリゴ君、もう7時過ぎじゃん。

 朝食が済んだら、時間と、速度と、調整しようと・・・・。

 朝食後、8時過ぎの事である。

 バリゴ君、今度は遅れてる・・・・まだ7時過ぎじゃん。

 こうなればなんぼバカでも、不思議さが飛び出す。

 今までの様に「」と見では無く・・・・一定時間「イっ」と見入る。

 時計の動きに面積と言うか、容積を与えのである。

 犯人が居た、居た。

 戻って来た時計・・・・秒針はきちっと動くが、その秒針の動きが分針(フンシン)と、時間針(ジカンバリ)の両方に連動されて無いのである。

 秒針のみのが空回りしていだけ・・・・。

 思いは・・・・幼き頃聞いた戦歌へと繋がる(老人)。

   「此処はお国の何百里、離れて遠く満州の・・・・」

 敵弾に倒れた戦友を抱き起す、

   「時計(秒針)ばかりがコチコチ~と、刻んでいるのがけなや」

 名門「イトーヤ」さん、平身低頭、平謝り・・・・今度は絶対に間違いなくと・・・・。

 約束をんでくれたのであります。

 お騒がせ致しました。

 つづきます。

 

 

 世の中 実に面白い 水を飲む