勝俣部長の「ため息」4028回・・・・寓話

4月28日 木曜日

 

             「白幡沼」 撮:2022.4

 

 

折角、生きてるだから

 出 所(デドコロ)

 

 出所・・・・この言葉、読み方一つでかなり響きが違う。

 シュッショ、か、デドコロ、か・・・・。

 あいつ出所(シュッショ)して来たばかりだってさ、と聞くと、やや危険を含んでしまう(かな)。

 本日のここでは・・・・「デドコロ」、そう出展先(元)。

 年配者なら知る・・・・「火中の栗を拾う」・・・・と言う諺がある。

 敢て(他人のために)身を危険に投ずる・・・・とでも言う事か・・・・。

 テッキリ、日本で生まれた言葉かと思っていたが・・・・。

 なんと、そう、ここで・・・・出所(デドコロ)は、フランスだそうである。

 元々は寓話で・・・・猿が猫をおだてて、暖炉の中の栗を拾わせ、猫が火傷をした話に

由来する、との事である。

 お国柄と言う事になるのだろうか・・・・ドイツでは、栗がジャガイモとなる。

  ・ルーマニアでは・・・・他人の為に自分の肌を酢漬けにする

  ・韓国では・・・・火薬を担いで火の中に入る

  ・ネパールでは戒めの言葉して・・・・スズメバチの巣に手を入れるな

 それぞれに、それぞれである。

 で、で、メイドインジャパンは・・・・

   を抱きて深淵(深い沼)に入る

 だそうであるです。

  で、勝君・・・・火中の栗を拾ったり、石を担いで白幡沼に入ったり

す・る・か・って、ですか

 老人は労りましょう・・・・。

 明日4月29日は、私の79回目の誕生日ですから・・・・。

  本日のデドコロは:「日本語の教養100」、著:「今野真二」様でした。

 つづきます。

 

 

 79才か いよいよ水で清らかに行くかな