勝俣部長の「ため息」3572回・・・・稽古

f:id:bon-ku-ra:20201219121541j:plain

          「塔のへつり」 撮:2020.12


1月14日 木曜日

 

 

折角、生きてるだから

最も違う ところ

 

 片肺どころか無肺飛行に近いが・・・・大相撲初場所が始まっている。

 大相撲は、昔から好きである。

 古くは「錦・若乃花(初代)」・・・・自分の名前に「と」が着くから(敏彦)、

栃錦ファンになっただけの、極めて単細胞な、好きスタートであるが。

 不思議に思ったのは・・・・勝負に勝と、負と、そして引き分け(同体)があるのに、

行司さんは、どうして勝ちと負けしか言えないのだろうかと・・・・。

 検査役と同様に、この勝負「同体・決着無し」があってもいいのに・・・・。

 「行司 差し違え」なる、不名誉(前科)とも思える、断が下ってしまう。

 それと不思議と思ったのは・・・・あんなに猛烈な練習、訓練、トレーニングをしているのに・・・・。

 稽古する、お稽古と言う。

 弱けりゃ、まだまだ稽古が足りませんなどと・・・・。

 三味線や日本舞踊などの様に「稽古」である。

 他のスポーツと・・・・違う事の証明は、

   「練習・訓練」 対 「稽古」

 この言い方に辿り着くのではないかと・・・・。

 勝ち負けの結果だけでは無い・・・・日本人の精神的な、今はすっかり捨て去ってしまった、そんなモノが・・・・。

 あんなに激しく戦うのに・・・・訓練でなく、お稽古だと言う。

  ・時は真冬・・・・寒稽古

  ・新年・・・・初稽古

 柔道も、剣道も・・・・道を極め求めるは稽古である。

 日本である。

 モンゴルが居ようが居まいが・・・・彼らとて、日本のお稽古で強くなったのである。

 さあ・・・・真似て、俺、本日も仕事じゃ無くて、稽古に出るからな・・・・。

 いいね いいね・・・・。

 つづきます。

 

 

 ボクシングはタオルだが 相撲は水が入ると言う