勝俣部長の「ため息」3571回・・・・ストック

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           「塔のへつり」 撮:2020.12


1月13日 水曜日

 

 

折角、生きてるだから

 ソコの話し

 

 物流が未発達の時代・・・・物財は貯蔵(ストック)しなければと、商家などは競って

などを作った。

 そこに貯め込んで置いた。

 勝俣部長・・・・小学生の頃の大家さん(荒物問屋)が、まさにそうであった。

 ありとあらゆる物が・・・・ソコのお蔵に積んであった。

 このソコとは、勿論、荒物問屋の蔵であるが・・・・荒物問屋が存在する集落、部落、村、地域、町が含まれる。

 荒物ばっかしで無く、ソコを(集落を)カバーする、ありとあらゆる物財が貯蔵されていた。

 極端に言えば、地域型自給自足の時代である。

 だから・・・・一たび事が起きても(災害など)、少々の期間は何とかなった。

 今・・・・貯蔵するは(悪)の、時代。

 ムダ、余計な費用が掛かる・・・・。

 経営上の最悪の思想。

 その替わり物流が(フロー)満遍なく、タイムリーに、明日には、今日には、午前中には、10時までには・・・・ソコに届けてくれる。

 ソコに間断なく届く。

 このソコの代表選手がコンビニストアー・・・・日常の求めは満たされる。

 こんな素晴らしい時代は無い。

 ストックからフローへ・・・・叫ばれて久しい。

 その極みに近いか・・・・。

 ただし、一たび事が起きた場合・・・・貯蔵無き社会は無能化する。

 地震、大雨・・・・今の大雪。

  ・何時間、何日振りに食べました

  ・ガソリンの節約でエンジンを止めてました

 フロー(物流)は災害に弱い。

 コロナ、巣ごもり・・・・相応のストック精神が・・・・求められる気がする。

 つづきます。

 

 

 水はストックの 王様