「塔のへつり」 撮:2020.12
1月13日 水曜日
折角、生きてるんだから
ソコの話し
物流が未発達の時代・・・・物財は貯蔵(ストック)しなければと、商家などは競って
お蔵などを作った。
そこに貯め込んで置いた。
勝俣部長・・・・小学生の頃の大家さん(荒物問屋)が、まさにそうであった。
ありとあらゆる物が・・・・ソコのお蔵に積んであった。
このソコとは、勿論、荒物問屋の蔵であるが・・・・荒物問屋が存在する集落、部落、村、地域、町が含まれる。
荒物ばっかしで無く、ソコを(集落を)カバーする、ありとあらゆる物財が貯蔵されていた。
極端に言えば、地域型自給自足の時代である。
だから・・・・一たび事が起きても(災害など)、少々の期間は何とかなった。
今・・・・貯蔵するは損(悪)の、時代。
ムダ、余計な費用が掛かる・・・・。
経営上の最悪の思想。
その替わり物流が(フロー)満遍なく、タイムリーに、明日には、今日には、午前中には、10時までには・・・・ソコに届けてくれる。
ソコに間断なく届く。
このソコの代表選手がコンビニストアー・・・・日常の求めは満たされる。
こんな素晴らしい時代は無い。
ストックからフローへ・・・・叫ばれて久しい。
その極みに近いか・・・・。
ただし、一たび事が起きた場合・・・・貯蔵無き社会は無能化する。
地震、大雨・・・・今の大雪。
・何時間、何日振りに食べました
・ガソリンの節約でエンジンを止めてました
フロー(物流)は災害に弱い。
コロナ、巣ごもり・・・・相応のストック精神が・・・・求められる気がする。
つづきます。
水はストックの 王様