勝俣部長の「ため息」2243回・・・・幸の証明

 6月12日 月曜日

(写真:京都「東寺」)





   好き勝手に 言いたい放題
溜まる 溜まる 嗚呼


 人に限らず全ての動植物・・・・年取り、衰え行くのは宿命である。
 衰えの証明は・・・・時代と共に変わる。
 差し詰め、今人(イマビト)の衰えの証明は何か・・・・。
 そう・・・・紛れも無く「診察券カード」の溜まり方であろう(強く思う)。
 年々溜まる一方である。
 昨夜の事・・・・。
 行き付けの店で酒を飲んでいた。 
 たまたま店主と噂して御仁がやって来た。
 左隣に座る。
 ポケットの財布を取り出しながら、上着を脱ぐ。
 財布が異常に分厚い。
  「やあ 何々さん お金持ちですね〜。」
  「エエ この財布ですか・・・・」
 と言って開けて見せてくれた。
 カードが整列乗車している。
 その枚数、半端では無い。
   「勝俣さん 年取れば カードだけ溜まりますんで・・・・」
 そうか、年寄りの証明はカードの多寡で決まるのか・・・・。
 曽野綾子さんに言わせると、アフリカの国には、病院の無い国が殆どとか。
 カードの多寡は幸の証明であるのだ。
 文句なんか言ってる場合では無い・・・・。
 さて、本日、我れ所有するカードの枚数、数えて見るか・・・・カード王国日本・・・・かにである・・・・嗚呼。
 つづく。



 静かに 水を飲みましょう