勝俣部長の「ため息」2347回・・・・言葉の威力

9月26日 火曜日

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           (戸田ボート競技場)

 

 

 

好き勝手に 言いたい放題

伝わる 言葉

 

 

 伝えようとうするとき、

  ・物凄く痛い とか

  ・見た事も無い 綺麗さ

などと、懸命なる形容詞を探す。

 が、必ずしも伝わらない・・・・伝わって来ない。

 今までに、それこそ、物凄く伝わった(想像出来る)言葉が、2つある。

 一つは、かなり以前、新宿でバスが焼かれ、乗客が死亡したり、大火傷を負った事件があった。

 全身に火傷を負った一人が、病院で吐いた言葉。

   「寝たままで 1mmも体を 動かす事が出来ない」

 1mmも動かす事が出来ない・・・・壮絶な火傷の痛さが伝わる。

 想像を絶する痛さであろうことが・・・・この1mmに凝縮されている。

 一つは、喘息の持病を持つ人の話し。

 その苦しさを、次に様に形容してくれた。

   「100mを全力疾走する ゴールに着いた瞬間 ストローで呼吸する」

 陸上競技の100mで、ゴールした途端倒れ込む選手を何人も見る。

 ゼーゼー呼吸する。

 そのときの呼吸が、ストローを通さなくてはならないとなると・・・・。

 を超すほどの、苦しさが容易に想像出来る。

 威力のある言葉・・・・なかなか作れない。

 つづく。

 

 

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