勝俣部長の「ため息」929・・・・参った 参った

6月20日 木曜日

                              



     手遅れになって 健康を知る
年配のご婦人に こっぴどく  叱られた


 つい先日の事である。
 有楽町で待ち合わせ、知人の所属する写真倶楽部の「写真展」を、3人で見に行った。
 見た後は、勿論「酒宴」となるから、車は置いて行った。
 携帯電話は大変便利であるが、所構わず掛ってくる。
 商売絡みの電話が99%だから、完全無視も適わず、いつもマナーモードに切り替えて乗る。
 そして場合によっては、
   「済みません 今電話ですから 直ぐ 折返します」
と、小声で、瞬時に済ませる。
 大抵は、・・・・と言うより、これまで、このスタイルで、一度も問題は無かった、と。
 考えたら・・・・思えば、全く身勝手な解釈をしていた事を、・・・・痛感させられる事態(事件)が発生した。
 その前に勝俣部長、9時〜17時の、いわゆる就業時間内は、
  ・電話が入る事が多いから 席には座らず ドア付近に立つ
  ・直ぐ折返す事態を想定して(次の停車駅降車) 時間にはかなり 余裕を持って乗る
 まあ、それなりに、気を遣っていた、と、・・・・その気になっていたのである。
 ところが、この日は違った。
 いつもの通り、
   「済みません 今電車です 直ぐ折返します」
とだけ、ヒソヒソとしゃべって、電話を切り、次の停車駅で降車する準備に入ったときである。
 ツカツカと、一人の年配のご婦人が、目の前にやって来た。
   「あなた 携帯は 迷惑です 大人でしょう そんな事も分からないのですか」
 カツーンと一発、やられてしまったのである。
  「誠に 済みません」
 ラッシュ前の車内は空いていた。
 ご婦人の大きな声に、回りの人達の目が、一斉に自分に向く。
   (内心 このご婦人の 大声の方が迷惑じゃあねええけ と 態度に出さず ブツブツ)
 次なる駅の到着を、ジリジリしながら待ち、着いた瞬間、再度
  「大変 申し訳 ございません でした」
と、こっちも大きな声で誤り、早々に降車した。
 参った、参った。
 今後どうすればいいのか、・・・・まあ、「ドライブモード」にするっきゃなさそうである。
 そう、「電車 ドライブ」だよな、・・・・。
 つづく。


 バッグから 単なる水を取り出す 飲む 落ち着く
 やっぱし 水だよな