勝俣部長の「ため息」1318・・・・新型人間 登場

9月16日 火曜日

                                        
                                              (川越大師「喜多院」)



 好き勝手に 言いたい放題
概して 年配者は


 これも一つの「老若分岐線」になるだろうか、・・・・。
 言い方を変えればデジタル派(D派)、・・・・アナログ派(A派)、・・・・と言うべきか。
 勝俣部長、・・・・人生2番目の仕事が、銀座8丁目でのパブバー開業であった。
 きっかり10年間やったから、銀座界隈の地理は一応詳しい。
 そして今現在の仕事でも(水屋)、ちょこちょこ銀座に行く。
 ここでD派とA派に、・・・・かなりの頻度で出会う、と言うか光景を見る。
   「済みません このハガキの地図の ここの この画廊に行きたいのですが」
と、直接尋ねてくるのは、殆どが年配者である。
 一方、年や見掛けで線引はスパっとは出来無いが、・・・・若者達は、男女問わず、殆どスマホなどを活用し、自分で道を探し出す。
 こんな光景をよく見掛ける。
 今年の5月、長男家族と京都・大阪・和歌山・奈良を旅行した。
 道を尋ねなければならない(探し出す)場面に、何回も遭遇した。
 旅とはそいうもの(事)。
 私は直ぐ地元と思しき人に尋ねる・・・・長男は機械を操作して探し出す
 面倒に聞けば(尋ねれば)いいじゃんか・・・・「早いし 正確だし」、・・・・その上、もしかしたら、思っても見無かった新発見あるかも知らんじゃんか・・・・と思う。
 が、彼(長男)は一行にその気配無し。
 あくまでも視線を画面に置く。
 アナログ派から言わせれば、旅は何も目的地に辿り着く事ばかりでは無い。
 その土地土地の人と、・・・・赤の他人様と触れ合うのも「また楽し」と思うのだが、・・・・。
 本日の「D派」対「A派」の対照構造、・・・・老若と分岐と言うより、案外「人間性分岐」かもよ・・・・。
 何やら、全面的新型人間登場も、間も無くの様な気がする、・・・・嗚呼。
 つづく。


 水を 飲みましょう