2月16日 木曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
やっぱり あ の 人 が な
1980年代半ばの事だから、随分昔の話になる。
最初の会社で、現場営業から、名前だけは格好いい、「未来事業探索プロジェクトクト」の、リーダーな祭り上げられた事がある。
電話に追いまくられた日々から、終日、ただの一本も電話が入らない毎日なった。
これほど、困った事は無い。
そこで、何を考えたかと言うと、
・全国の様々な会社・工場の見学
・様々なコンサルタントを訪問
・様々な方の講演会を片っ端から聞く
など、・・・・基礎知識を高めなければなどと、勝手な理屈を並べて、・・・・今思うと、随分金を使い、随分贅沢をさせて貰った。
そ中で、当時、「知価社会」の到来を引っ提げて、颯爽と登場した、元通産省官僚の「堺屋太一」さんには、瞬く間に魅了されてしまった。
将来を、こんなに鋭く、読み切れる人が居るのか、・・・・。
唇を濡らしながら、熱くしゃべる口調は、今でもはっきり目に浮かぶ。
以降、彼の書物は、そのほとんどを読み漁った。
橋下徹大阪市長の率いる、「大阪維新の会」の勢いが物凄い。
リーダーとしての資質、「先を読み」、その方法を考え、実行に移す。
この点では、自民党も、民主党も、はっきり言って、日々、その距離を引き離されている。
一緒になるとか、ならないとか、そんな擦り合う面積は、何処にも無いように映る。
事左様(上様)に、橋下さんは凄い、となるのであるが、・・・・実際は、多分、多分、・・・・その台本は、何言おう、彼の「堺屋太一」さんが、想起している筈である。
彼こそ大阪が生んだ、日本の・世界の頭脳である。
詰り、堺屋太一さんの凄さが、ここに来て「沸騰」した、・・・・と言えるのだ。
橋下さんが、その勢いを増せば増すほど、私は、堺屋さんの公演を、始めて聞いたときの衝撃を思い出す。
将来を見通せる「人」なんか、滅多には居るものでは無い。
ましてや、政治家なんか、一人も居ないのではないか。
堺屋さんが後ろにいて、将来を見通しているのでは、勝負にならない。
既成政党よ、ガンバレが、空しい。
つづく。