勝俣部長の「高尾登山と健康体質作り」445・・・・通 夜

1月9日 月曜日 成人の日

                          



    (「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
高尾山 いつに無く 海 が 臨 め る


 上の写真を見て戴きたい。
 横一線に、「光り輝いて」いるのが、海「相模湾」である。
 今年の冬は、登る度に見える、・・・・そのくらい、何回も、くっきり見る事が出来る。
 臨む場所によっては、「江の島」までが見えるから、気分爽快になる。
 昨夜、最初に入社した会社の先輩の、通夜が、逗子駅の近く、で執り行われた(享年71才)。
 逗子駅の一つ手前、鎌倉駅に着いた時、ホームの放送が、
   「江の島電鉄 乗り換えの お客様は ここでお下りさい」
と、案内を伝えていた。
 高尾山と江の島は、この冬、何回も、私の視覚で確認出来、・・・・高尾山にあっては、相模湾(江に島)は、近いんじゃんか、・・・・。
 それが、鎌倉にあっては、・・・・言うならば、相模湾側にあっては、・・・・夜(通夜)、と言う事もあるのだろうが、高尾山は、遥か「何処にある」としか、思えない。
 高低(山側、海側)による、視覚の不思議さであろうか。
 関東周辺の至る所から、富士山頂は臨める。
 その臨める場所の全てが、富士山頂からは、人間の視覚をもってしては、臨めない。
 そんな矛盾が、・・・・敢えて矛盾とするが、・・・・そんな、無意識な心理が、頭の何処かで働いて、・・・・高尾山から、海が見えるのが、・・・・たった、それだけの事で、人間って、嬉しくなってしまうのだろうか。
 それが証拠に、幾多の登山客に、
   「ほら あそこに 海が見えますよ」
と、教えてやると、
   「まさか ここから 海が、・・・・」
   「キャー 見えるんですね・・・・」
と、大概の人が興奮する。
 人間って、こんな「単純さが」、・・・・たまらなくいいし、失ってはなら無い、・・・・そう思う。
 ますます複雑化する世に在って、「単純細胞が躍動する瞬間」を求めて、・・・・自然と接するのは、人生の必要不可欠条件、・・・・。
 通夜の席、故人の奥様から、
   「勝俣様から、お送り戴いた 北アルプスの水(ファインアクア) 美味しそうに 飲んでました 有難うございました」
 涙と共に、手を合わせるのが、精一杯であった・・・・合掌。
 つづく。

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