勝俣部長の健康体質作り・・・・高尾山「健康を体感する」(354)

9月27日 火曜日

                          



(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
一体 どうしたら  いいのだろうか


 勝俣部長が、毎朝最初に為すことは、新聞を読むことである。
 必ず読むと言うか、見る欄がある。
 天気予報である。
 我が愛読紙の産経新聞は(他紙も同じであろうが)、例えば本日27日ならば、10月3日までの、一週間分の予報が掲載される。
 関東地区で雨マークは10月1日のみか、・・・・よしよし。
 最高気温が、最早30℃を越える日は無いか、・・・・よしよし。
など独り言を言いながら、持参するものや、着て行くモノを判断する。
 東日本大震災後、しばらくしてから、
   「各地で観測された最大放射線量」
なる欄が設けられた。
 例えば本日は、9月25日午前9時〜26日午前9時(文科省集計値)が掲載されている。
 我が埼玉は、  
  ・今回の観測値が  0.050マイクロシーベルト/時
  ・過去の最大平常値が0.060マイクロシーベルト/時
とある。
 0.010マイクロシーベルト減じているが、それがどんな意味を持つものか、トント分からない。
 記事の解説には、「低下」したとか、「推移」したとかあるだけである。
 我々一体、この「数値をどう利用」したらいいのだろうかと悩む。
 せいぜい私は、東京は0.056か、・・・・埼玉の方が0.006少ないのか、・・・・こりゃいいじゃん、などと、誠に他愛の無い反応を覚えるだけである。
 もし、突然数値が増したとしたら、
  ・傘をさせばいいのか
  ・部屋から出無けりゃいいのか
  ・九州にでも逃げだせばいいのか
  ・日本に居てはダメなのか
何も分からない。
 第一、福島原発が爆発しなかったとしたら、数値はどんなだったのだろうか。
 そんな、親切な数値は掲載されて無い。
 数値の増減は、何によって決定されるのだろうか。
 などと、迷うばかりだから、最近は「欄」がある事を確認するだけで、一切「読み切ろう」とする、努力はしないでいる。
 「徒労」と言う言葉は、この為に存在するのだと、この年になって始めて知ったのだ。
 こうして国民は、次第に放射能慣れしていくのだろうか。
 誰か懇切丁寧に、天気予報と同様に、我々が取るべき「行動基準」を、教えては戴けまいか。
 あああ、・・・・。
 つづく。

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