9月27日 火曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
一体 どうしたら いいのだろうか
勝俣部長が、毎朝最初に為すことは、新聞を読むことである。
必ず読むと言うか、見る欄がある。
天気予報である。
我が愛読紙の産経新聞は(他紙も同じであろうが)、例えば本日27日ならば、10月3日までの、一週間分の予報が掲載される。
関東地区で雨マークは10月1日のみか、・・・・よしよし。
最高気温が、最早30℃を越える日は無いか、・・・・よしよし。
など独り言を言いながら、持参するものや、着て行くモノを判断する。
東日本大震災後、しばらくしてから、
「各地で観測された最大放射線量」
なる欄が設けられた。
例えば本日は、9月25日午前9時〜26日午前9時(文科省集計値)が掲載されている。
我が埼玉は、
・今回の観測値が 0.050マイクロシーベルト/時
・過去の最大平常値が0.060マイクロシーベルト/時
とある。
0.010マイクロシーベルト減じているが、それがどんな意味を持つものか、トント分からない。
記事の解説には、「低下」したとか、「推移」したとかあるだけである。
我々一体、この「数値をどう利用」したらいいのだろうかと悩む。
せいぜい私は、東京は0.056か、・・・・埼玉の方が0.006少ないのか、・・・・こりゃいいじゃん、などと、誠に他愛の無い反応を覚えるだけである。
もし、突然数値が増したとしたら、
・傘をさせばいいのか
・部屋から出無けりゃいいのか
・九州にでも逃げだせばいいのか
・日本に居てはダメなのか
何も分からない。
第一、福島原発が爆発しなかったとしたら、数値はどんなだったのだろうか。
そんな、親切な数値は掲載されて無い。
数値の増減は、何によって決定されるのだろうか。
などと、迷うばかりだから、最近は「欄」がある事を確認するだけで、一切「読み切ろう」とする、努力はしないでいる。
「徒労」と言う言葉は、この為に存在するのだと、この年になって始めて知ったのだ。
こうして国民は、次第に放射能慣れしていくのだろうか。
誰か懇切丁寧に、天気予報と同様に、我々が取るべき「行動基準」を、教えては戴けまいか。
あああ、・・・・。
つづく。