健康体質作り・・・・「高尾山と健康」の巻(29)

9月19日 日曜日
        
縦走組の我々5名は、雄山(3003m)を後にして、次なる峰の大汝山(3015m)に向った(「おおなんじさん」か「おおなんじやま」か分かりません)。
縦走するんなら、雄山までのタイムを縮めようなどと、バカなことをしなければよかったのだ、と、・・・・これから先の「行軍」に不安、不安、不安。
ただ少し進んだとき、雄山からだと僅かしか見えない「黒部湖」が、写真の通りに見え出し嬉しくなり(写真の人物は他のグループ)、不安の気持ちは、俄然(がぜん)ガンバリノの精神にギヤチェンジされたのであります。単細胞はこれだからいいのです。



所持した「水」の本数に不安が 

 勝俣部長は毎週末「高尾山」に登ってます。
 高尾山の高さは僅かに599m。
 ただ大概は「小仏城山(670m)まで登り、その時の状態で「景信山/かげのぶやま(727m)」まで足をのばします。
 登り降りの時間は、これまた状態に応じて5時間〜6時間。
 この間どのくらい「水」を飲むのかと言いますと、今年の猛暑にあっても「ファインアクア500ml」2本で事足りてます。
 この高尾登山の経験で、3000m級の立山登山に向っちゃったのですから、判断ミスってもんじゃないミスです。
 所持した「水」の本数が2本ですから、いかにも足りません。
 雄山山頂までに、既に1本と半分を飲んでしまっていたのです。
 ヤバ、まさか「水屋」が、水をねだる訳には行きません。
 それとなく聞き出すと、「水」を売ってる山小屋があるとか、・・・・一安心です。
 結局、今回の登山で飲んだ「水」の本数は、
   ・持参した「ファインアクア」を2本
   ・山小屋で買った「サントリー」を1本
   ・別の山小屋で買った「水の王国立山」を1本
   ・室堂に戻ってから買った「サントリー」を1本
以上5本の、計「2500ml」飲んだ勘定になります。
 たったの半日でこんなに「水」を飲んだのは、6年前高尾山に登り始めた頃以来です。
 一緒に登った「梅本あかね」さんと、後日話し合ったのですが、
   ・昼食の「おむすび」が無くとも慌てないが
   ・もし「水」が無かったら大慌、イヤ「パニック」状態になった
でしょうと、・・・・同じ体感を覚えたのであります。
 極限状態などと大袈裟な事は言いませんが、少しばかり「普通の状態では状態」に我が身をおいた時、物の本質がよく分かります・・・・今回の場合は「水の本質」が分かる、と言うより、勝俣部長お得意の「体感」させられたのであります。
 そして、あらゆる飲食物にあって「単なる水」が最も大切になる体感は、平常時は分からなだけで、「いつもいつも大切」なのです。
 だって人間の形態は、何一つ変わる事が無いからです。
 お茶でもダメ、コーヒーでもダメ、スポーツドリンクでもダメ、・・・・「単なる水」の威力は、全く独立した形で(代替の無い形で)存在しているのです
 「水」とはそ言うモノだと、勝俣部長は声を大にして言いたいのです。
 さあ、本日も「ファインアクア」を2本持って、今から高尾登山です。
 つづく。

     
     (山小屋で売ってた「水の王国立山/株式会社宝水製品)