勝俣部長の「ため息」4958回・・・・昭和は遠い

11月28日 木曜日

 

              銀座通り 撮:2024.11

 

 

天才老人美しさを求め行く

  う む ~

 

 昨日、19時前の事である。

 場所は東京都北区北赤羽

 かなり広い店内で食事・・・・すなわちお酒を飲んでいた。

 一席、向かい合わせて4名の席が何席か・・・・我々は向かい合って2名。

 飲みながら周囲に目をやる。

 間仕切りの向こうの席・・・・実にかしい光景を見た。

 向かい合う形で・・・・右側に若いパパさんと、幼子1名。

 左側・・・・更なる幼子をおんぶ(背負う)した、若いお母さん。

  (子供は頭をダラリと下げ、ぐっすり眠っている)

 母親が幼子をお・ん・ぶ・する・・・・背う光景。

   夕焼け小焼けの 赤トンボ

   われてれて見たのは いつの日か

 童謡にまで歌われた・・・・昔は、至極当たり前の光景。

 今年81才だから・・・・多分、80年以上前に、私も背負われたハズである。

 随分遅くなってしまったが・・・・母親に御礼を言わなければと

 思わず拍手喝采・・・・そんな衝動に駆られてしまった。

 昨日のその光景・・・・そう、時代の博物館である!

 不謹慎にも、酒を飲みながら、しかも無料で見学させて戴いた。

 昭和は遠い・・・・のである。

   ★降る雪や明治と併せ 昭和も 遠くなりにけり(99%盗作)

 つづきます。

 

 

 静かに水を飲みましょう