勝俣部長の「ため息」4682回・・・・小人(ショウジン)

2月22日 木曜日

 

          茨城県稲田「磯蔵酒造」 撮:2024.01

 

 

  天才老人美しさを求め行く

まあ 偉業んでも

 

     ★月日は百代(ハクタイ)の過客にして、行きかふもまた旅人なり。

      舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて旅を栖(スミカ)とす。

     古人(コジン)も多く、旅に死せるあり。

 この見事なる人生描写は・・・・俳聖「松尾芭蕉」様の、「奥の細道」の書き出し

である。

 天才老人凡句楽・・・・仕事を離れて間も無く2年。

 酒飲み、のみ、の人生にて・・・・悲しみに暮れたりもす。

 そうだ1つくらいはと・・・・思い立ちて臨んだのが・・・・。

 多分、何処の家も同様であろうなる・・・・?

 膨大なる写真・家族写真の・・・・一大整理事業。 

 もうコレは・・・・レベル的には事業であるのだ。

 仕事終える  写真整理就く  苦節1年8カ月  先頃完了

 B4版対応、ビニール袋綴じ、スクラップブック、1冊20袋、金1640円×2冊)

 ・1冊目:凡句楽の生涯編 ・2冊目:子供と共の編

 2冊に集約せり。

 残り段ボール箱×2箱分の写真・・・・全写真枚数の95%相当、廃棄処分す。

 本棚に2冊のスクラップブックが・・・・すっきりと並ぶ。

 もうコレは小人(ショウジン)にとっては・・・・偉業になるのだ。

  詰まらぬ奴さん

 さてさて松尾芭蕉先生・・・・江戸を立ちて数十日。

 旅の終わりは岐阜県は・・・・今の大垣。

 仕舞の句と言うのか、終句と言うのか、締め句と言うのか分かりませぬが・・・・。

   蛤の ふたみに別れ 行く秋ぞ

 これまた痺(シビレ)れまする。

 片や、酒飲み凡句楽・・・・終ダジャレ文、儘ならず。

 ながら・・・・一応は辞世とすっか、が・・・・。

   我酒に 溺れし日々となりぬれど 感動 綴るは 子らの業なり

 デタラメ凡句楽様・・・・唯一の人生の偉業、オメデトウさん。

 何処までも・・・・自画自賛しか持てぬ男であるのだ。

 閑居して、不善は余りしませぬが・・・・小人である事は疑い無し(涙)

 つづきます。

 

 

 水が 美味しいね