勝俣部長の「ため息」4681回・・・・余情残心

2月21日 水曜日

 

          茨城県稲田「磯蔵酒造」 撮:2024.01

 

 

   天才老人美しさを求め行く

1つ2つの違いが

 

 昨夜・・・・昭和12年(1937ネン)生まれさんと、同14年(1937ネン)生まれさんの

2人をお招きした。

 今年87才、85才、そして私が81才・・・・老人3人の酒宴の開催である。

 年齢差6才と4才。

 世間一般では・・・・皆、老人、お年寄りと言われる。

 話しが進む中、この年齢差・・・・かなり違う事が鮮明になった。

 その代表が・・・・戦争、疎開体験。

  (差し詰め今は避難体験か)

 一人が福島、一人が静岡・・・・それぞれに疎開したと言う。

 天才老人凡句楽・・・・端(ハナ)から疎開していると同じ、辺鄙(ヘンピ)極まる田舎育ち。

  (どうせ深大寺螻蛄様が物申すだろう)

 ではあるが・・・・この疎開経験(体験)、様々な事情とその記憶・・・・。

 とても老人、お年寄りなどと・・・・一派一括(クク)りには出来ない。

 老人Aさん、老人Bさん・・・・それぞれと酒を飲み、話しをした。

 翻(ヒルガエ)っては・・・・今時の若者も同様であろう。

 若者などと・・・・一括りはダメである。

 それぞれが違い、それぞれが呼吸する。

 その個性の違いを味わうには・・・・リモートではダメ。

 今の世・・・・何かが抜けている。

 そんな思いの残る・・・・酒宴であった。

 また話しましょう・・・・またお話がしたいですね。

 こう思う気持ちを・・・・茶道では「余情残心」と、言うらしい?

 貴方とお会い出来るのは、この今だけ、の心が・・・・一期一会

 言葉は理解出来るが・・・・とても、とても?

 つづきます。

 

 

 静かに水でも飲みましょう