勝俣部長の「ため息」4310回・・・・市中引き回し

2月7日 火曜日

 

            浦和「調神社」 撮:2023.01

 

 

折角、生きてるだから

一体どっち

 

 最大なる生活密着品・・・・

 この水に絡む・・・・幾つかの、言いまわしの言葉がある。

 その1つが・・・・水臭い。

 そのまま受け取れば、水とは臭い匂いがする、しかも変な匂いがする・・・・こう取れる。

 むしろ、あらゆる飲み物の中で、唯一、匂いの無いのが水なのに・・・・。

 それなのに水臭いとは・・・・。

  ・親しい間柄なのによそよそしい 他人行儀だ お前は水だ 

  ・昔流に言えば 同じ釜の飯を食べた仲なのに お前は水だ

 新明解国語辞典の第一にあるのは、

  ・水分が多すぎてその物の味の良さが感じられない様子

とある。

 つまりは味も香りも全く無い水によって、味も香りもしなくなってしまった。

 貴方って水っぽいじゃん。

 本来は・・・・貴方って水そのもじゃん、と言えばいいのだが

 コレだと何だか分からなくなるから ➽ 水っぽい ➽ 水臭い、となったの

かと思う。

 その他にも、

  ・親子水入らず

 大相撲、

  ・水入りの大相撲

 お酒では、

  ・水っぽい酒

など、水に関する言葉がある。

 が・・・・これらも考えれば、実に面白い。

 無味乾燥、味も素っ気も無い物だけに・・・・。

 水は本体そのものと同様に、意味するところを、市中引き回しされたのであろうか・・・・。

 23年と5カ月・・・・市中引き回しの、私の水の人生は終わり、間も無く1年となる。

 その市中引き回しのコアは、

 ・効率追求の毎日

 ・失敗はマズイの毎日

であり・・・・そこからの解放である。

 ・効率無関係

 ・一等ビリでもいいの人生。

 つまり・・・・人生の最晩年に来て、やっと、やっとこさ・・・・

 実に・・・・水々(瑞々)しい毎日になりつつありまする。

 しい。

 つづきます。

 

 

 水って 嬉しいのです