10月1日 土曜日
「武蔵浦和駅」に向かって 撮:2022.09
折角、生きてるんだから
確かに、そんな気も
古い時代の話しである。
仙台時代の事だから・・・・40年も前の事になる。
営業の受け持ち範囲が、東北6県・・・・先日の「アイアミヤフ」。
北から順に・・・・青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島。
そう・・・・この山形の、清酒資材の専門問屋さんを、訪問したときの話しである。
(お酒のビンキャップを売って貰っていた)
朝一番で訪問したとき・・・・。
私に続いて、地元の旧知の取引先の、年配の方が続いた。
その方の、朝の挨拶に驚いた。
勝俣部長の場合は、
・おはようございます、日本クラウンコルクです、毎度・・・・
となるが・・・・。
ところが、その方流(リュウ)に言うと、
・おはようございました、日本クラウンコルクでした、毎度・・・・
過去形の挨拶になるのだ。
エエ、エエ・・・・何コレ・・・・不思議さが消えず、長く引っ掛かっていた。
で、ある日・・・・問屋さんの、私より3つ年下の3代目の社長に聞いて見た。
答えは意外な事であった。
・ああ あれですか アレは丁寧語なんですよ
・(当時の)今でも お年寄りは使う人が居るんですよ
ええ、丁寧語なんですか・・・・。
・詳しく言いますと・・・・丁寧語の省略形なんですよ
ええええええ・・・・丁寧語 × 省略形ですか?。
更に食いつくと・・・・いいですか日クラ(日本クラウンコルク)さん(私の事)。
「私、日クラの勝俣敏彦 只今 朝の挨拶に 参上仕(ツカマツ)りました」
ホラ、丁寧語でしょう・・・・「た」で正解でしょう。
コレが「す」なら・・・・今から挨拶に今から来るのか、来ないのかボヤけるでしょう。
殿様を前に・・・・ひれ伏し、頭を畳に額(ヒタイ)を擦り着け、ハハハハハ・・・・。
朝の挨拶をする勝君がイメージされていた。
丁寧な挨拶仕様である。
なるほど、確かに・・・・そんな気もするが・・・・。
遠い昔の話しである。
40年も前の出来事である。
つづきます。
山形は松尾芭蕉さんが70日も滞在したところ 水も美味しい