勝俣部長の「ため息」4173回・・・・向こう三軒両隣

9月24日 土曜日

 

           「靖国神社」にて 撮:2022.08.14

 

 

折角、生きてるだから

 ウム・・・・

 

 一昨日、昼前の事である。

 勝俣部長・・・・買い物に行くため一階に下り、駐車場のある2号棟に向かう。

 パトカーが入って来る、お巡りさんが3人降りて来る。

 ややして救急車が来る、ストレッチャーを慌てて引っ張り出す。

 団地の外には消防車が2台待機。

 救急隊員が・・・・1、2、3・・・6名、一人はAEDを手に持つ。

 最後は・・・・どう言う訳か、自転車に乗ったお巡りさん、1名。

 一体、何、何、何・・・・

 集合住宅内異変・・・・違い無い。

 詳細は分からないが・・・・どうやら、

  ・2号棟に一人で住む お年寄り

  ・いつもの訪問看護者が来る

  ・チャイムを鳴らす、電話する、ドアを叩く、いっさら反応無し

  ・ドアは開かない、要領を得ない、良い事態は考えない

 スワー さあ大変・・・・。

 勝俣部長・・・・しばらく車を発車せず、自分の事としてツラツラ考えてしまった。

 いつ、何が起きても、おかしくはない年令、一瞬を争う事態は簡単に起きよう。

 本年、団地全戸(360戸)・・・・防犯に、よりれたドアに替えた。

 壊して入るにしても、かなり時間は掛かる(だろう)。

 勿論、二人の子供に合鍵は送ってある、が・・・・。

 直ちに駆けつられる・・・・事は絶対無理、と考えるべきである。

 詰まり、急場には役立たない。

     勝俣老人、容体急変、悪化、死にそう、即刻を争う。

 管理人さん、管理組合に登録の名簿から、勝俣老人の身内を探す。

 やっとこさ連絡が着く、が・・・・直ちに向かうとしても1時間内は無理。

 合鍵無意味なり。

 刑事ドラマと違う・・・・管理人さん、合鍵を持っていない。

 結果、目の前に病院が有りながら、無念・・・・息を引き取るしか無い。

 勝俣老人・・・・ドア開かずの死亡。

 老人だらけの集合住宅360戸・・・・ドア開かずの死亡が、どんどん。

 多くの人が、同じ状況に居るのではないか・・・・。

 で、今・・・・無い知恵を絞り、秘策を思案中。

 対応は昔のアナログ精神・・・・。

 「向こう三軒両隣」の精神しか無い、が・・・・コレが問題だ。

 詰まり、秘策無し。

 つづきます。

 

 

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