「サイボクハム」 撮:2021.8
8月15日 日曜日
折角、生きてるんだから
小生意気な話し
線状降水(帯)・・・・何とも凄まじい雨を降らせる。
以前から使われてい言葉・・・・なのだろうか・・・・。
昨日早朝・・・・テレビで、気象庁、所長さんの説明を聞いていた。
説明を聞きながら、遥か昔、55年前、1966年、入社した頃に受けた、小生意気な感覚を思い出した。
瓶蓋(ビンブタ)屋(キャップ屋)メーカーに入社、営業に配属。
担当になって早々・・・・ある大手食品メーカーから、キャップ(王冠)に関する、
大クレームが着けられた。
新人の勝俣には、対応の荷が重すぎる。
かく判断した上司・・・・技術部の専門家(部長)に、私との同行訪問を要請。
得意先までの1時間・・・・なるほど、この人は(技術部長は)詳しい。
素晴らしい・・・・上司の言った通り、この人で安心だ。
いよいよクレーム報告の場、
その経緯、起こした要因、今後の対応等・・・・。
今後は安心、大丈夫だを、相手に抱かせる・・・・。
このストーリーを、私は描き同席。
描きはしたが上司に厳命された通り・・・・一言も発せず、やり取りの実際を、
注意深く観察していた。
その結果・・・・
・知っている事(知る専門性)と
・知った事実を、相手に伝える事(伝える専門性)
とは・・・・また、全く違う専門性(技術)が必要であると・・・・。
懸命に伝え様とする技術部長(気象庁所長)・・・・残念ながら伝える技術は未熟。
結果は伝わり難い(伝わらない)。
極端に言うと・・・・知る術1000×伝える術ゼロ=伝わらない。
昨日の超大雨予報・・・・気象庁所長さんが同席、場の雰囲気演出・・・・言うなれば飾り物としては兎も角(大変失礼)・・・・。
実際は、後から伝えるアナウンサーさんの方が、何倍も高く理解が出来るのである。
55年前・・・・。
・取締役技術部長の名刺が居ればいい
・名刺は同席するだけでいい
・名刺は喋らないがいい
・むしろそれが効果満点
小生意気な昔を・・・・きっと、当時の線状降水帯だったに違い無い私の昔を(今もかな)、思い出してしまった。
勤務24年目の中途で、辞すハメになったのも、当然だった、かなと・・・・。
つづきます。
ややこしい気象にどんどん 水を飲みましょう