勝俣部長の「ため息」3782回・・・・線状降水帯

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          「サイボクハム」 撮:2021.8


8月15日 日曜日

 

 

   折角、生きてるだから

小生意気な話し

 

 線状降水(帯)・・・・何とも凄まじい雨を降らせる。

 以前から使われてい言葉・・・・なのだろうか・・・・。

 昨日早朝・・・・テレビで、気象庁、所長さんの説明を聞いていた。

 説明を聞きながら、遥か昔、55年前、1966年、入社した頃に受けた、小生意気な感覚を思い出した。

 瓶蓋(ビンブタ)屋(キャップ屋)メーカーに入社、営業に配属。

 担当になって早々・・・・ある大手食品メーカーから、キャップ(王冠)に関する、

大クレームが着けられた。

 新人の勝俣には、対応の荷がすぎる。

 かく判断した上司・・・・技術部の専門家(部長)に、私との同行訪問を要請。

 得意先までの1時間・・・・なるほど、この人は(技術部長は)詳しい。

 素晴らしい・・・・上司の言った通り、この人で安心だ。

 いよいよクレーム報告の場、

 その経緯、起こした要因、今後の対応等・・・・。

 今後は安心、大丈夫だを、相手に抱かせる・・・・。

 このストーリーを、私は描き同席。

 描きはしたが上司に厳命された通り・・・・一言も発せず、やり取りの実際を、

注意深く観察していた。

 その結果・・・・

  ・っている事(知る専門性)と

  ・知った事実を、相手にえる事(伝える専門性)

とは・・・・また、全くう専門性(技)が必要であると・・・・。

 懸命に伝え様とする技術部長(気象庁所長)・・・・残念ながら伝える技術は未熟。

 結果は伝わり難い(伝わらない)。

 極端に言うと・・・・知る術1000×伝える術ゼロ伝わらない。

 昨日の超大雨予報・・・・気象庁所長さんが同席、場の雰囲気演出・・・・言うなれば飾り物としては兎も角(大変失礼)・・・・。

 実際は、後から伝えるアナウンサーさんの方が、何倍も高く理解が出来るのである。

 55年前・・・・。

  ・取締役技術部長の名刺が居ればいい

  ・名刺は同席するだけでいい

  ・名刺は喋らないがいい

  ・むしろそれが効果満点

 小生意気な昔を・・・・きっと、当時の線状降水帯だったに違い無い私の昔を(今もかな)、思い出してしまった。

 勤務24年目の中途で、辞すハメになったのも、当然だった、かなと・・・・。

 つづきます。

 

 

 ややこしい気象にどんどん 水を飲みましょう