10月22日 月曜日
王子「音無橋」下 散歩道 撮:2018.10
好き勝手に 言いたい放題
方 言
勝俣部長・・・・上京(イマハ ツカワナイ カ)してから、半世紀を過ぎる。
山梨弁オンリーから、次第に離れ、今じゃ、意識しなければ山梨弁は使わ(え)ない。
ところがココ2・3年・・・・先祖帰りと言うか、子供帰りと言うか・・・・。
いやいや、山梨弁の王御所・・・・螻蛄先生に影響されてか・・・・方言って、良いもんだ・・・・こう思うようになって来ている。
そして使う度に思うのが・・・・方言にピッタシの「ニアンス、気分、情感、感情」になる言い方は、外に無い・・・・唯一無二の言葉、そう思うのである。
例えば山梨弁で面倒な事を・・・・「ゴッチョな事」と言う。
「イマサラ オメントウ ゴッチョナコトヲ イウナヨ」
(今頃になって 貴方達 面倒な事を 言うなよ)
ゴッチョに込められ気持ち(気分)は、単に面倒だ、とも言えない・・・・もうちょっと、相手の気持ちの中に入りながら・・・・やんわりと拒否をする。
一頃話題になった「コピットしろし(ちゃんとしなさい)」のコピットも、全く
同様・・・・翻訳語は無い・・・・そんな気がする。
・ゴッチョは ゴッチョであり
・コピットは コピットである
なのなのである。
何も山梨弁に限らず・・・・どの地方の方言も・・・・脈々と流れて来た、それぞれの地域の、生活の営みを、飲み込みながら誕生した言葉、に違い無い。
その言葉を正しく言いかえると・・・・そんな事が出来る訳は無い、翻訳不能じゃんな。
つづく。
日々 水が美味しい