勝俣部長の「ため息」3758回・・・・安禅

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         東京「港区立郷土歴史館」 撮:2021.7


7月20日 火曜日

 

 

折角、生きてるだから

   心頭滅却

 

 昨日の・・・・深大寺「螻蛄」先生のコメント。

 心頭滅却なる言葉を、ちきっとおっしゃっていた。

 知るところによると・・・・この言葉には前半部、後半部がある。

   安禅は必ずしも 山水を須(モチ)いず

     心頭滅却すれば 火もまた涼し

 猛暑の今・・・・精神集中出来れば、火(陽)さえも涼しい、ん、だから、こんな安くて、有り難い事は無い。

 この方式、凡句楽流・・・・猛暑対応策に、ある意味似ている。

  ・4.5畳間を締め切り 石油ストーブでガンガン温める

  ・そこに小1時間ほど 心頭滅却させながら座り続ける

 これで完了。

 もう後は何処に行こうとも、どんな暑さになろうとも、屁の河童。

 ストーブの部屋に比べれば、快適、快適、ベリー快適。

   安禅は必ずしも山川を須いず

   (心休んずるは かなずしも自然の利用だけでは無いよ)

   心頭滅却すれば 火もまた涼しい

   (心を研ぎ清ませれば 火だって涼しいんだから)

 武田信玄菩提寺・・・・山梨県塩山市の「恵林寺」。

 織田信長の焼き討ちにあったとき、「快川和尚」がかく詠んだとされている。

 私なら・・・・あっちち、あっちちと逃げ回ったのに・・・・さすがの快川和尚様。

 同山門両脇に・・・・この言葉、掲げられている。

 さあ皆さま・・・・猛暑は、小さな部屋にストーブ、ガンガンですよ。

 バカとはこう言う事である。

 自分では「螻蛄伝染病」かな、と・・・・。

 つづきます。

 

 

 真夏 火で無く やはり水でしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 精神集中さえすれば・・・・火だって