勝俣部長の「ため息」2264回・・・・背筋の話し

  7月4日 火曜日

(写真:奈良「春日大社」)






    好き勝手に 言いたい放題
詰らぬ事を 考えるものだ


 誠に詰らぬ事を考えるものだ・・・・他でもない無い、勝俣部長の事である。
 昨日、最後の用件が17時の品川だった。
 と言う事は、自宅に戻れる時間は、早くとも19時過ぎとなる。
 18時を境に、宅飲み(ジタクデ ノムコト)か、外飲みかの自己原則があるから・・・・原則に従い、当然外飲みとなる。
 ちょくちょく顔を出す寿司屋の、左奥カウンターに座る。
 大半が家族、友達、仲間で来る客の多い店だから、座敷やテーブル席に比べ、カウンター席は空いている事が多い。
 しばし飲んでいると、多分、勤め帰りの女性と言うか、ご婦人と言うか・・・・とにかく一人で、私の真反対側の右奥カウンターに座った。
 誠に詰らぬ考えが・・・・この瞬間から始まる。
 映画の中でも、あるいは実際の場面でもそうかも知れないが・・・・一人、居酒屋で飲む女性は、殿方から声を掛けられ易い・・・・今で言うナンパであろうか。
 ここまでは、別に詰まらなくは無い。
 問題はここからである。
 声を掛けられる()には条件がある(ハズである)。
  ・第一に 年齢
 まさか腰のひん曲がったおばあちゃんが、カウンター席に着いたところで、そりゃ無いだろう。
  ・第二に 容姿もあるだろう・・・・
 でも容姿はそれぞれに、それぞれの好みがあるから・・・・圧倒的に年齢かな。
 イヤイヤ それは確かにあるだろうけれど・・・・カウンターに座る姿勢だね、姿勢だね・・・・。
 背筋・・・・そう背筋に1本線が通る、ピンとして真っすぐ。
 幾ら若くて容姿端麗でも・・・・背中が丸まっていては、そりゃ問題の外。
 女性に限らず男性でも、美しさの原点は姿勢、背筋・・・・にあり。
 ホロホロ酔いながら、背中がひん曲がった、高齢者が一人帰宅しました・・・・嗚呼
 つづく。



 水が 殊のほか 美味しい