8月30日 水曜日
(上野公園「東照宮」)
好き勝手に 言いたい放題
仕 草
仕草:体の動きや姿勢の意・・・・何気ない仕草、可愛らしい仕草、奇妙な仕草、など。
(語感の辞典ヨリ:中村明著)
仕草・・・・今では古風感の香り漂う言葉である。
先日の日曜日、午後、知り合いと連れだって東京(駅)の大丸に出かけた。
結局欲しい物は探せず、浦和に戻る。
東京駅ホーム、京浜東北線、最後尾車両に乗る。
席はまばらに空いていたが、2つ連続する空席は無かった。
先客の一人さんを挟み、友人と左右に座る・・・・イヤ 座ろうとしたとき、真ん中に挟まれる筈の先客さん・・・・気を利かせてくれて、一人分移動。
連続席をこしらえてくれた。
「いや こりゃどうも有難うございます」
と、声を発したが、むしろ態度での表現を優先させた・・・・別に可愛らしく無いが、
立派な感謝の仕草である。
埼京線に乗る為、赤羽で下りる積りでいたから、手前駅の東十条駅通過をしっかりと見届けた。
「次 赤羽だな」
と同時に、席を調整してくれた御仁様も、まだ乗っている。
「こりゃ こりゃ この方 大宮まで行くのかな・・・・」
全くどうでもいいような事を考えながら・・・・ここで再度、東京駅で、席を移動してくれた行為に感謝の意を表しながら・・・・仕草、仕草・・・・赤羽で下りた。
御仁様・・・・席の事などすっかり忘れていたに違いない。
我々の仕草が最初は解せず・・・・しばしキョトンの間あり。
間髪を入れずに思い出した模様で・・・・イヤイヤ そこまで礼をされるとは恐縮・・・・とばかし、バカ丁寧な御礼の仕草を返してくれた。
40分足らずの仕草物語であるが・・・・生きる人間の人生物語である。
スマホ族様・・・・少々で構いませんから「仕草物語」も、学習して見ませんか・・・・。
無理かなあ・・・・。
つづく。
今、勝俣部長の住む集合住宅 挨拶運動展開中 これも「仕草物語」 さあ 水飲みましょう