勝俣部長の「ため息」2319回・・・・人生物語

8月30日 水曜日

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              (上野公園「東照宮」)

 

 

 

好き勝手に 言いたい放題

  仕 草

 

 

 仕草:体の動きや姿勢の意・・・・何気ない仕草、可愛らしい仕草、奇妙な仕草、など。

    (語感の辞典ヨリ:中村明著)

 

  仕草・・・・今では古風感の香り漂う言葉である。

  先日の日曜日、午後、知り合いと連れだって東京(駅)の大丸に出かけた。

  結局欲しい物は探せず、浦和に戻る。

  東京駅ホーム、京浜東北線、最後尾車両に乗る。

  席はまばらに空いていたが、2つ連続する空席は無かった。

  先客の一人さんを挟み、友人と左右に座る・・・・イヤ 座ろうとしたとき、真ん中に挟まれる筈の先客さん・・・・気を利かせてくれて、一人分移動。

  連続席をこしらえてくれた。

    「いや こりゃどうも有難うございます」

 と、声を発したが、むしろ態度での表現を優先させた・・・・別に可愛らしく無いが、

立派な感謝の仕草である。

 埼京線に乗る為、赤羽で下りる積りでいたから、手前駅の東十条駅通過をしっかりと見届けた。

  「次 赤羽だな」

 と同時に、席を調整してくれた御仁様も、まだ乗っている。

  「こりゃ こりゃ この方 大宮まで行くのかな・・・・」

 全くどうでもいいような事を考えながら・・・・ここで再度、東京駅で、席を移動してくれた行為に感謝の意を表しながら・・・・仕草、仕草・・・・赤羽で下りた。

  御仁様・・・・席の事などすっかり忘れていたに違いない。

  我々の仕草が最初はせず・・・・しばしキョトンの間あり。

  間髪を入れずに思い出した模様で・・・・イヤイヤ そこまで礼をされるとは恐縮・・・・とばかし、バカ丁寧な御礼の仕草を返してくれた。

  40分足らずの仕草物語であるが・・・・生きる人間の人生物語である。

  スマホ族様・・・・少々で構いませんから「仕草物語」も、学習して見ませんか・・・・。

  無理かなあ・・・・。 

  つづく。

 

 

  今、勝俣部長の住む集合住宅 挨拶運動展開中 これも「仕草物語」 さあ 水飲みましょう