勝俣部長の「ため息」1708・・・・時代は 流る

12月6日 日曜日

                                                   
                                                        (東京湾クルーズ)



  好き勝手に 言いたい放題
年 末 そう言えば昔は


 年末年始の風景と言うか・・・・風物詩とでも言えるか・・・・大きく様変わりしたものは多い。
 一番変わったと言えるのは・・・・新年の迎え方だと思う。
 多分、日本中の何処のご家庭もそうだった思うが・・・・何もかも「(アラタ)」にした。
 障子が張替られ、畳が新しくなり、下着が新しくなり、足袋が新しくなった。
 たったの1日の境の事である。
 もっとも凄かったのは、頭の外部の「新(アラタ)」である(中身は無理)。
 ご婦人方の・・・・昔で言う「パーマ屋」さんは、
  ・それこそ 
  ・何処の パーマ屋さんも
  ・例えば 何時潰れても可笑しくは無い パーマ屋さんでさえ
新年に掛けて大賑わいであった。
 全国の善男善女の頭の見栄えが「新」となった。
 たった1日を境にしての事である。
 これほどまでに旧年と新年を、一斉に区切る仕来たりの中に、日本人が居た。
 当時・・・・仮にコンビニがあったとすれば・・・・あのズルズル感の24時間営業は、多分・・・・総スカンを食っていたかも知れない。
 時代は、善きも悪気も呑み込みながら・・・・確かに流れている。
 つづく。


 さあ 水を飲みましょう