12月29日 木曜日
(「単なる水」こそ、永遠なるサプリ)
巡り来る と言う 感覚と 新しい事を始める と言う 感覚
日本の12月は、25日を境に、物の見事に、その風景を変える。
25日までの、クリスマス一色の顔は一変し、「〆縄、〆飾り、お供え餅、お節料理」などと、新年を迎える顔になる。
一夜にして、こんなに見事に変わることって、・・・・どこか、よその国にあるのだろうか、・・・・。
よく考えて見ると、クリスマスは、「巡り来る」、と言う感覚に思う。
一昨年が来て、去年がまた来る、・・・・こんな感覚だ。
だから、ツリーを始め、クリスマスを彩る飾りは、毎年毎年、同じモノを使っても、何の不思議も無いし、違和感は無い。
ところが、日本の新年は、まさしく「新」であって、巡り来る感覚では無い。
と、言うより、・・・・巡り来る感覚で、捉えない方がいい。
一昨年とも違う、去年とも違う、今までに無い、全く新しい年が来る、・・・・「新しい年にする」のだから、新しい飾りで、お祝いしなければならない。
よもや、去年使った〆飾りを保管しておき、今年も使うなどと、考えるご家庭は、何処もあるまい。
新しい年 新しい装(ヨソホ)い
だからこそ、よしんば「三日坊主」になろうとも、迎える新たな年に、自分の新たな目標を立てる事は、大変素晴らしい。
そう言えば、昨日のツイッターで、長男が、こう記していた。
・本年度(2010ネン)の目標の一つに、52冊の本を読む事(週に1冊)
・結果は「49冊」
評価は、自分で為すもであるが、94パーセントの達成率は、なかなかである。
しかも、書評を全て書いたとあるから、49冊が、「自分化」出来たのだと思う。
仏教的な意味合いはともかく、巡り来る感覚と、新しいモノに向う感覚、・・・・12月25日を境に、こんな風景が、醸し出される日本、・・・・この風景を、自分化しない手は無い。
ところで、勝俣部長の2012年の目標ですか、・・・・そりゃあ、何と言っても、
・366日(来年は閏年)毎晩
・お酒が旨く飲める体を保つこと
でっせ。
その決めては、「水のある風景」に、浸り続ける、・・・・これっきゃ無い。
つづく。