8月8日 木曜日
(風景:「深谷市内」)
手遅れになって 健康を知る
出る と 出来る
勝俣部長、・・・・山梨の片田舎から東京に出て来て、50有余年。
半世紀以上も前の事になる。
当初、いろいろな事に戸惑いを感じた。
この季節になると、「お盆」である。
7月のお盆に馴染めず(別に馴染む事は無いが)、・・・・可笑しなお盆もあるものだ、・・・・そんな感じを持ったものだ。
ただ何と言っても、一番の戸惑いと言うか、困ったのは、「言葉:方言」である。
幾つもある(有った)。
中でも、「出る」と言う言葉と、「出来る」と言う言葉の、使い訳が、・・・・それこそ出来なかった事である(山梨では出無かったとなる)。
・ダンスが 出来ますか が 出ますか
・ギターを弾く事が 出来ますか が 弾く事が出ますか
その内、漫才で取り上げらて、山梨に行くとな、
「今日は 水道が出来なくて 洗濯が出無い」
となるんだよ、・・・・なんかと揶揄されたりもした。
「裏」と「後」ろの区別も出無く(出来なく)、
・早く 自転車の裏に乗れ
・それ ハンカチの 後ろ じゃん
などと、・・・・今考えると、可笑しな事を言っていたものである。
以来50有余年、・・・・お陰様で、「出る」と「出来る」の区別は、出来るようになったし、裏と後ろの使い訳も出来るようになった。
ただ依然として、馴染めないと言うか、馴染みたくないのが、「お盆」である。
8月13日、今年も「施餓鬼」の供養に(盂蘭盆会)、山梨に行く。
幾つになっても盆は、ムッとする暑さの中の、8月に限る。
そう、大人の場合は、夏休みで無く、・・・・あくまでも、盆休みであるのだ、・・・・
つづく。
夏に水・・・・これで いい