勝俣部長の「ため息」4131回・・・・ペンネーム

8月13日 土曜日

 

          伊勢神宮「内宮」にて 撮:2022.06

 

 

折角、生きてるだから

  墓参り

 

 夏休み、夏季休暇、バケーションなどとも言われる(た)。

 ただ我々古人(イニシエフビト)は、やはり・・・・夏、盆休み、墓参りである。

 と、言う事で、本日、台風下の中、足早に墓参りに行って来ます(施餓鬼会)。

 山梨県都留市東桂・・・・臨済宗妙心寺派、「石頭山 長慶寺」。

 勝俣部長・・・・こそばったい話しだが・・・・。

 ペンネームをこの墓参りで・・・・決めたので、ありまする。

 30年近く前のこと・・・・。

 本日と同じ、ここ「さいたま市(当時は浦和市)」の自宅から、車で山梨に向かった。

 山梨の夏・・・・猛烈に暑い。

 ここんところの様に、風なんか、いっさら吹かない。

 無風地帯の・・・・山梨。

 墓周辺の草木も、暑さに枝垂れ・・・・ムッとした空気がむ。

 本人は元より、お墓も、周囲の草木も、稲穂も何もかも・・・・熱中症(気味)。

 そんな中、言葉、数行、浮かぶ・・・・。

 まあ個人としては・・・・一句としよう、と・・・・俳人、いや廃人気取りである。

   「揺れもせず 草木に咽(ムセ)ぶや 初の盆」

 フト思った。

 「盆」に、「句」で、「楽」しんだか・・・・。

 そうか、ペンネーム・・・・「句楽(ボンクラ)」がいいと・・・・。

 多分、1~2年経ったころである。

 現在も石和に在住する次姉より・・・・忠告が入る。

   「貴方(私の事)~ 盆は 如何にも重いわよ・・・・」

 重さが年中着いて回るは、よと・・・・一生、着いて回るは、よと。

 あっそ・・・・では、ではと、極めて単純である。

 盆を凡に変えよう。

 「句楽」にしよう・・・・と。

 ただ、それだけの事である。

 が、それゆえ・・・・盆の墓参りに行く度に思い出すので、ありまする。

 個人的には・・・・思い出すのだから、意味は有るって言う、モンだ。

 本日がその日である。

 つづきます。

 

 

 水 持参します