勝俣部長の「ため息」799・・・・とても 不思議

1月22日 火曜日

                                      



大切な事(健康)は 手遅れになってから 分かる
 体 が  覚えている  と言うことか


 昨日の事である。
 場所は、車で何度も走る、都内「新大橋通り」。
 日本橋から、江東区4丁目に差し掛かった。
 4丁目から、5丁目に入る直前、・・・・信号が赤になる。
 ブレーキを踏む、・・・・不思議な事に、目が前方を注視する以上に、ルームミラーに向いた。
 ルームミラーで後続車の確認は、たびたびするが、こんなに凝視する事は無い。
 あたかも、後続車の追突を恐れての事である。
 無事に停止した後、・・・・瞬間ギョッとした。
 停止した場所(信号)は、2年前の8月23日、忌わしくも追突された場所である。
 あのときの光景が、・・・・千分の一秒にも満たない直前、ルームミラーで後続車の動きを察知し、身構える事が出来た、・・・・あの瞬間。
 一瞬の身構えが、大過を防いでくれたあの瞬間。
 あれ以来何度も、この通り(場所)は走しっているが、追突現場そのもの、信号機の前で止まった事は、一度も無い
 だから追突された事を、一度も思い起こす事は無かった。
 それが昨日は、寸分違(タガ)わない場所で、・・・・止まったのである。
 止めるため、間違い無く速度を落とすが、・・・・そのゆるい速度のため、回りの風景が飛び込み、追突を思い起こさせたのか。
 人は不思議と言うのか、勝俣部長がそうなのかはともかく、・・・・追突されたことを、思い起こす事さえ無かった現場を、・・・・多分今日から、近付く度に、間違い無く思い出すと思う。
 実際を忘れ、付随的副作用をガッチリ記憶するって、・・・・これって、一体どういう事なのだろうか、・・・・。
 不思議である。
 つづく。

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