今の季、節高尾山は「所々に（僅かな所）」ユリの花が咲く。
花は普通ほぼ同じ場所に咲くものと、私が勝手に思うだけかも知れないが、
こと高尾山の山ユリときたら、咲く場所にルールが無いと思えるくらいだ。
（一丁平にて７月２５日撮影） （高尾山頂付近にて７月１８日撮影）
我が拙（つたな）き記憶では、 咲く場所が毎年一定していない。
その意外性と、咲く本数の少なさで、ユリを見つけると嬉しくなる。
そう言えば美人の女性を讃える、言葉と言うか詩と言うかが、ありました、ありました。
「立てばシャクヤク 座れば牡丹 歩く姿はユリの花」
言われてみれば山にぽっつり咲くユリは、細身の長身に、優しくほほ笑む、ホラ、貴女に、
ホラ、貴女にそっくりですよ。
やっぱり、高尾山はいい山なのです。
