健康体質作り・・・・高尾山の巻(14)・・・・18日の登山日記(その6)

 健康登山の満行者は、ご覧のボードに名前が下がる。(実際は貰い受けた者がネーム板を自分で吊るす)

 目を凝らして見ると、「何回目」かを表示した赤い板が節々にある。
 1回目の人はその欄に、私のように11回目の人は指定の欄に吊るす事になる。
 ミシェランの三星騒ぎ以来、「薬王院」さんもボード板が足りず大変で、拡張に拡張にを強いられている。
 まあ、大半が1〜2回の満行者で欄が埋まるのであるが、昨日も記したように、下の写真のように物凄いご仁もいなさるのである。
       
 「僻(ひが)み的」に言うのであるが、100回を目指そうとしておられる猛者(つわもの)さんは、殆どが地元八王子、あるいはその近郊の皆様が多い。
 「だ・か・ら・な」などの僻みを以て自分の気持ちを楽にさせようとする私は、誰も誉めはしてくれないが、実にいい性格の持ち主なのだ。
 表参道(1号路/メイン登山道)はいつも賑やかだ。
 山の気分以上に、神仏の香りが豊かと言えるのかも知れない。
 山門をやや下ると、ご覧の通り金一封寄進者の名前がズラリと並ぶ。
 寄進額上位から2番目には、地元に居を構える大演歌歌手「北島三郎」さんの名前が輝く。
     
  (名前は毎年新しい寄進者に変わる)           (茶屋はどこも満杯だ)

 ここからどうだろうか10分も下れば、登りの時には選択に迷う「男坂・女坂」の、言うなれば追分(おいわけ)道に出る。
     
      (左が急階段の男坂。右がなだらかな女坂)
  どのみち男坂の階段を段登り切れば、他方女坂を登り切れば合流するから、よしんば仲間と分かれて登っても問題は何も無い。
 下りつつある私は勿論、この追分に背を向けて尚も下る。
 10分もしない内にケーブルカーの駅、ロープウエイの乗り場に出る。
 詳しい数字は分からないが、全登山者の相当に高いパーセントが、どちらかの文明の利器を利用しているに違いない。
 然(しか)らば「老若男女」が四季楽しめる・・・・高尾山は間違いなく名山である。
 次回をお楽しみにしてください。