登山印を押して貰った後は、いつもは「稲荷山コース」に戻り、下山を開始すことが大半であるが、
その日のスケジュールによっては先を急ぐため、1号路(表参道)をそのまま下る事も有る。
(時間的には遥かに早い)
7月18日(日曜日)の登山も先を急ぐ必要があった。
(写真は1号路の入山開始付近)
ちなみな1号路は写真で分かる通り、薬王院までは完全な舗装道路である。
だから短時間で下山したい時とか、強い雨の時などは足元がしっかりしているから
便利だ。
薬王院を下り始め、例の「男坂、女坂」を過ぎて間もなく、「淨心門(じょうしんもん)」
をくぐる。(写真は登り方向からの淨心門)
この門をくぐることで、幾分かは我が心の邪心さが消え去るのではと、甘い心が
頭を擡(もた)げ出す。これも私の心に潜む、都合善き性格さであるのだ。
更に下って行くとケーブルカーの山側の駅に着き、ややしてロープウエイの乗り場
に出る。
(ケーブルの登り駅「清滝」) (到着駅「高尾山」)
そして下の写真の左がロープウエイの登り乗車駅と、右が下り乗車駅
高尾山の「登山用文明の利器(ケーブルカーとロープウエィ)」に関する私のお薦めは、下山時の
ロープウエイが絶対である。
登りでは下界に背を向けなければならないが、下りは、ホレ、こんなにも素晴らしい光景が、恋人同士
だけの占有シートで、時間限定ではあるが楽しめるのである。
以上本日は写真掲載を主として逃げ切り、次回に繋(つな)げます。