4月12日 金曜日
白幡沼 撮:2024.04
天才老人美しさを求め行く
これもまた 分からない
微かな記憶を辿る。
天才老人凡句楽・・・・その字の下手さ、その文の稚拙さ、その誤字の多さ。
精進の足りなさだと、原因が分かっていたゆえ、気が滅入っていた。
それでも日々・・・・業務日報は書かなければならない。
気が滅入りながらも立ち向かう・・・・いいぞ、いいぞ凡句楽。
2~3年が経つ頃だったと思う。
使っていた、横線の有る用紙の横線・・・・つまり線が?
(縦線であっても同じだったと思う)
とにかくその線が・・・・物凄く邪魔になり出した。
横線様に・・・・此処に書きなさいと、指示されるのが嫌になったのかも知れない?
未だによく分からない・・・・。
とにかく線が邪魔になったのである。
何の変哲も無い白紙・・・・。
文字が蛇行しようが、字の大きさが増々不揃いになろうが、白紙、白紙、白紙を。
縦横縦横無尽、思う意通りに書きたい、下手な絵も交えたい。
パンフレットの切り抜きなども貼付したい、必要箇所までの地図を描きたい。
横線であろうが縦線であろうが・・・・有ってはならぬ。
★気が付けば・・・・そのまま50数年、今も同じ精神が続いている。
使用頻度から言うと、
・Aー4用紙 90%
・Aー4の厚手、Bー5、Bー4、Aー3 合わせて10%
常に揃えてある。
中でもAー4は、一度の発注が、1包500枚入りを5セット分、計2500枚。
金額で2000と数百円。
2500枚使い切ると思うと・・・・ゾクゾクするほどの安さである。
気分的には・・・・惜しげもなく使う。
特上の贅沢感に浸れる。
広告用紙を小さく切り抜き、その裏を大切に使っていた・・・・
明治44年生まれの母親が、仮にいたとしたら・・・・
「アラララ 敏彦さん 夢の夢の生活をしていますね」
と、驚嘆したに違いない。
お方様(母親)は・・・・白紙の上に自由自在に?
一体、何を、どう描くだろうかと・・・・。
とても興味が有る。
ただ、負けてはいられない。
つづきます。
さあ 季節は 水 本番に