勝俣部長の「ため息」4559回・・・・状態余命宣告

10月22日 日曜日

 

           北区「飛鳥山公園」 撮:2023.10

 

 

折角、生きてるだから

 余 命

 

 結局、テレビドラマは見なかったが・・・・。

 一昨日、4チャンネル・・・・「余命10年」なる、昨年の話題作とかが、放映された。

 余命・・・・後、何年、生きられるかで有る。

 余命1年、余命半年、なら・・・・医者は宣告出来るだろうが・・・・。

 余命10年なるオーダーを・・・・。

 如何なる名医であろうとも、一体、宣告、出来切れるのだろうか・・・・。

 結果、11年生きたとしたら名医で居られようが・・・・5年で事切れたら、何とするのだ。

 詰まらぬ疑問を抱きながら・・・・話題作とかで有ったが、見るのを止めてしまった。

 10年前、2013年、4月、26日・・・・。

 天才老人:勝俣凡句楽・・・・。

 自分自身・・・・余命を考えざるを得ない大手術を行った。

 第一頸椎に腫瘍が出来たのである。

 ・歩行困難 ・両腕上がらず ・ワイシャツのボタンの掛け外し完全不可。

 間違いなくオムツ生活・・・・間違い無く廃人に向かい行くと・・・・。

 余命宣告で無く・・・・常態余命宣告をはっきり言い渡されたのである。

 70才、誕生日、3日前・・・・9時間に及ぶ手術を行う。

 術後・・・・余命なる言葉を初めて真剣に考えてしまった。

 今、2023年・・・・アレから10年。

 ワイシャツのボタン操作こそ、異常は来たして無いが・・・・。

 歩行については・・・・その困難さを、次第に再実感しつつある。

   ★生きているから言えるのだろうが・・・・

 仮に手術の後・・・・余命10年と宣告されたとする

 10年と言う時間は、悲観で無く・・・・充分、嬉しさに値いする時間だと思う。

 かなりの事が出来る、そう思う・・・・実感である。

 考えれば・・・・モーツアルトシューベルト・・・・。

 生きた時間の三分の一に近い、時間である。

 樋口一葉に関すれば・・・・彼女の生涯の、半分に近い時間が10年である。

 余命半年ならともかく・・・・。

 余命10年・・・・医者は、詰まらぬ、宣告を、するモノでは無い。

 新聞のテレビ番組欄に目を当てた、ほんの数秒に満たない時間・・・・。

 凡句楽テレビ局は・・・・余命10年なるドラマを・・・・。

 コマーシャル抜きで・・・・勝手に放映してしまった。

 残念ながら録画撮りは、してはいない・・・・。

 つづきます。

 

 

 毎日 水を飲んでます 人間ですモン