勝俣部長の「ため息」4352回・・・・大切に

3月21日 火曜日 春分の日

 

           「大宮駅」東口を歩く 撮:2023.02

 

 

折角、生きてるだから

 知らぬが仏

 

  *知らぬが仏:実情を知れば腹が立ち、人との間にいざこざも

         起きる。知らないからこそ、にこにこと仏の様な

         顔をしていられるのだ(新明解国語辞典)。

 

 勝俣部長・・・・退職後、2年目を前に、マジ、考え続けて来た。

   「凡句楽方丈記20年計画」・・・・8項目

 なる夢を立てた。

 引っ込められない様に、知り合いに・・・・一大宣伝・宣言・公言した。

 20年と言えば100才・・・・我が知り合いの一様なる反応は・・・・。

 全員、我が事に置き換え(られるから)、実感として・・・・そりゃ無理、無茶。

 せめて10年くらいなら・・・・であった。

 昨日、13時28分。

 横浜に住む、40年来の付き合いの友より・・・・連絡を受けた。

 今生のお別れの挨拶を貰った(貰ってしまったのである)。

 数年前、前立腺がん見つかる、手術、2か所転移、再手術不可、放射線等内科的治療拒絶。

 つい最近、医師と決めたとの事である。

 壮絶な気持ちの毎日を思うと・・・・返す言葉が見つからない。

 彼は言う。

 今はまだ元気だ、痛くも無い、食欲もある・・・・ただ勝っちゃん、間違いなく

悪化する。

 電話を切り・・・・しばし考える。

 ウム・・・・考えたら我々80才当たりの高齢者は・・・・

  ・全員が全員

  ・かなり精度の高い計算が成り立つ

  ・今生のお別れ者であると・・・・

 能天気にも20年計画を立てた私・・・・死の宣告を受けたに等しい旧知。

 知らぬが仏と言うが・・・・知ったは、より死を意識するも・・・・やはり仏なり。

 知ったが50歩・・・・知らぬは、たったの100歩なり。

 高齢者の仲は・・・・50歩100歩なり。

 高尾山、薬王院言葉有り

 歳と共に・・・・1年1年、季節季節、ひと月ひと月、1日1日・・・・大切に生きる。

 今日のブログ・・・・やけに重たい。

 つづきます。

 

 

 まあ 水でも飲みましょう