勝俣部長の「ため息」4528回・・・・日本酒 2合 常温

9月20日 水曜日

 

          武蔵浦和駅に向かって 撮:2023.09

 

 

 折角、生きてるだから

イヤイヤ 参った 参った

 

 先週、金曜日の事である。

 いつもの通り、武蔵浦和の飲み屋さんに行った。

 いつもの通りカウンター、いつも通りの椅子に座る。

 16時45分・・・・お客は我一人。

 飲み始めた時、一人の、始めて見るお客殿が、私の左手、2人分先の椅子に座る。

 ちらりと目を配ったが、我、そのまま飲み続ける。

 店内静かなため、客人のオーダーの声が、甲高く聞こえる。

  「日本酒 2合 常温」

 ハハハハ・・・・かなりな酒好きだな。

 端(ハナ)から日本酒は酒好きが多い。

 お酒が運ばれる、しばし時間が経つ・・・・。

 当・客人殿を、再度、チラリと見る。

 イヤイヤ・・・・チラリを止めて、そのまま、目を離さず、それと無く見続ける態勢に

入る.

 イヤイヤ・・・・入らざる得なくなってしまった。

  「うヒャー 何 この人 ビックリ たまげる」

 2合徳利を手に持ち・・・・。

 そのままけ・・・・飲むでは無いのか。

 美味しそうに飲むではないか。

 もうこうなりゃ・・・・観察するっきゃ無い。

 飲むスピードは決して早くは無いが・・・・。

 飲むごとに徳利を口へ、口へ・・・・徳利を直接、口へ、口へ。

 お猪口(チョコ)・・・・いっさい不要。

  「スミマセン 日本酒 2合 常温」

 ややして2本目のオーダーが・・・・甲高く響く。

 我、自分の酔いを忘れ・・・・静かに見るしか無かった。

 世の中・・・・実に、面白過ぎだ~。

 つづきます。

 

 

   静かに水も飲む