勝俣部長の「ため息」2526回・・・・酔うだけ

4月11日 水曜日

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               日暮里駅 西口

 

 

     好き勝手に 言いたい放題

記憶力の良さは 商売に

 

 どうだろうか・・・・通い詰めて7・8年になる。

 自宅から歩いて10分くらいのところに、居酒屋がある。

 居酒屋と言っても、巷に数見る居酒屋とは、雰囲気が丸っ切り違う。

 ど真ん中に、一辺3人ほど座れる正方形テーブルが主役。

 馴染み客が来て適当に座る。

 家の食堂・・・・そう、家の、一回り大きい食堂風景・・・・こう見るのがぴったしである。

 最初から思っていたが、この店のおカミさんと言うか、お母さん・・・・記憶力が滅法良い。

 殆どお客のポイントを一瞬で覚える。

 現に、私の飲めない部員を、

  「そう あなた様は お飲みになりませんでしたよね」

 一回だけで覚える。

 昨夜は一人で(いつもは、ウイズ呑み助)席に着いた。

 早い時間とあって客は私一人。

 ややして、見知らぬ男が来た。

 客人、やや戸惑っている様子。

 そこに記憶力抜群のお母さん登場。

  「ああ いつかお見え戴いて・・・・ホラ あの時は この席で・・・・」

  「ビールと定食を お食べになって」

 客人・・・・すっかり感激

  「たった一度しか来てないのに しかも かなり以前だし」

 安いを売り物にしている飲み屋が多いなか・・・・記憶力がマーケティングパワー。

 全部に機械化が激しい今の時代・・・・滅多に見ない・・・・イヤイヤ 絶滅危惧種とさえ思う。

 記憶力の良さ、1mmほどで酔い(良い)から、あやかりたい。

 ところが残念・・・・酔うだけである・・・・嗚呼。

 つづく。

 

 

 お酒には 常に水です