勝俣部長の「ため息」4496回・・・・欠落

8月19日 土曜日

 

            猛暑に木槿(ムクゲ) 撮:2023.07

 

 

 折角、生きてるだから

どうでもいい 話ですが

 

 

 勝俣部長・・・・7~8週間に1度の割で、近くの病院に行く。

 内科医・・・・まあ、言うなれば血圧を中心に診て貰う、私の掛かり付け医、である。

 2日前がその日だった。

  今回の患者勝俣の持参品は6カ月間の最高血圧棒グラフ絵巻表である/医者様も

 9時過ぎ病院に行き、待合室で・・・・大抵は30~40分ほど待つ。

 いつもは本などを持参して待つ。

 ところが今回は違い、本は開かなかった。

 やや離れた場所に、コチラ向きで・・・・かなり髪の毛の長い、若い、女子が待つ。

 別に気になって見た訳では無いが・・・・見続けざるを得ない事になってしまった。

 彼女の異常なる仕草が・・・・とても気になってしまった。

 診察科目は知らないが、明らかに病気では無いかと・・・・。

 診察科目とは別の、本人も医者さんも分かって無い・・・・ 病気であろう。

  (私は自分で呼んで遠隔医である

 どうでもいいけど・・・・精神関係の病であろう。

  「勝俣さん」

と、呼ばれるまでの凡そ40分間。

 彼女、長い髪を、我が手で・・・・(ス)き放しである。

 右を梳き、左を梳き、また右に戻り、また左に戻る。

 梳き放しのまま、その繰り返しで40分間・・・・ずっと、ずっと。

 見続ける方も病気かも知れないが、傍(ハタ)からみているが・・・・。

 髪の状態は、何も、ちっとも変わっていない。

 多分、そうしなければ落ち着か無いのだろう・・・・。

  ・抜ける髪の毛が待合室にちる事は

  ・結果として人様に迷惑が掛かる事は

  ・全く気にならないのだろうか

 この人・・・・1日、どのくらいの時間、髪が気になるのだろう。

 電車内でも同様な人を見る事もあるし・・・・。

 物凄く大切な、何かが・・・・欠落しているとしか思えない。

  「勝俣さん お入りください」

 呼ばれてホットした。

 NHKがバカ騒ぎする様に・・・・今年の夏は、ヤケにホットである。

 つづきます。

 

 

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