勝俣部長の「ため息」4478回・・・・夏の思い出

7月30日 日曜日

 

           水戸光圀公「西山荘」 撮:2023.06

 

 

 折角、生きてるだから

アッチっちっち

 

 子供時代の夏、真夏。

 我住む・・・・田舎町、鰍沢(カジカザワ)。

  (田富は更に田舎)

 縦に細長く、街に沿う形で富士川が流れる。

 当時、水量は豊富であった。

 夏休み・・・・赤褌(フンドシ)1本を身に着け、ほぼ毎日泳いだものだ。

 川の浅瀬を見つけ、川幅一杯に、石でセイで・・・・ちょいとした池を作る。

 そこに身を沈め、バチャばちゃと水遊びする。

 ただそれだけの事。

 鮮烈な記憶は・・・・川のかなり手前に、タオルなどの僅かな持参品を置く。

 置いた場所から川まで行くのであるが・・・・。

 灼熱に焼けた・・・・河原の石、石、石。

 裸足で踏み、踏み・・・・踏み進む。

 その暑い事、熱いこと・・・・。

 ゆっくり歩くと、本当に火傷(ヤケド)してしまう。

 アッチっちっち、アッチっちっちと声を張り上げ、一目散に川を目掛ける。

 急いで足を突っ込むと・・・・焼けた足が、水でジューと音を立てるが如くに錯覚。

 子供時代の真夏・・・・足の裏だけがバカに暑(熱)かった。

 今、後期高齢者の夏・・・・足の裏だけでなく、全身がバカ暑い。

 夏の思い出である

 つづきます。

 

 

 飲むなら 単なる水です