7月30日 日曜日
折角、生きてるんだから
アッチっちっち
子供時代の夏、真夏。
我住む・・・・田舎町、鰍沢(カジカザワ)。
(田富は更に田舎)
縦に細長く、街に沿う形で富士川が流れる。
当時、水量は豊富であった。
夏休み・・・・赤褌(フンドシ)1本を身に着け、ほぼ毎日泳いだものだ。
川の浅瀬を見つけ、川幅一杯に、石でセイで・・・・ちょいとした池を作る。
そこに身を沈め、バチャばちゃと水遊びする。
ただそれだけの事。
鮮烈な記憶は・・・・川のかなり手前に、タオルなどの僅かな持参品を置く。
置いた場所から川まで行くのであるが・・・・。
灼熱に焼けた・・・・河原の石、石、石。
裸足で踏み、踏み・・・・踏み進む。
その暑い事、熱いこと・・・・。
ゆっくり歩くと、本当に火傷(ヤケド)してしまう。
アッチっちっち、アッチっちっちと声を張り上げ、一目散に川を目掛ける。
急いで足を突っ込むと・・・・焼けた足が、水でジューと音を立てるが如くに錯覚。
子供時代の真夏・・・・足の裏だけがバカに暑(熱)かった。
今、後期高齢者の夏・・・・足の裏だけでなく、全身がバカ暑い。
夏の思い出である。
つづきます。
飲むなら 単なる水です