勝俣部長の「ため息」4460回・・・・生前辞世

7月11日 火曜日

 

              水戸光圀西山荘」 撮:2023.06

 

 

折角、生きてるだから

武士とは・・・・

 

 雑誌とか、本とか、昔の映画館の映画とか、テレビの時代劇とか・・・・

 で、知る限り・・・・武士には「切腹」が付いて回る。

 武士道の※儀式とさえ言われている。

  ※その(組織体の)人が節目の1つとして

      厳粛に行う行事新明解国語辞典

 この儀式とやら・・・・とてもじゃあ無い。

 中には、その積りで侍様になって見たが、自分がその場に臨んだとき・・・・

 怖くて、怖くて、泣き出し、逃げ出し、逃げ回った人は居ないのだろうか

 居たとしても多分、多くは追手に捕まり、結局は切り殺され、死ぬハメに・・・・。

 でも・・・・一人くらい、上手く逃げ延びた人は居ないのかと

 そんなストーリーの時代劇が(本が)あれば、是非、見たいのであるが。

 何十年とは言わないが・・・・途轍もなく昔で無い時代に、実際に行われていた儀式なのだ。

 この事1つとっても、とってもいい時代に我々は・・・・イヤ、勝君は居る。

 ただ、このダラシの無い精神を持ちながら・・・・一丁前に、武士の儀式の、真似事をして見ようと。

 考えたのがちょうど20年前・・・・60才、還暦の時の勝君。

 自分で切腹を命じ(勿論真似事)・・・・恰好良く、辞世のに及ぶ(及んだ)。

 その前に、アノ、忠臣蔵でお馴染みの・・・・浅野内匠頭様の辞世の句。

  ・風誘う 花よりもなほ 我はまた 春の名残りを如何に 問やせん

 当日、即刻、切腹介錯、死ぬが・・・・その見事な句捌(クサバ)

 死を前に、よくもまあ、平気で、辞世の句なんかを・・・・。

 勝俣凡句楽・・・・ヘラヘラと笑い続け、飲み続け、恥も外聞も無く、恰好悪く、生き続けている。

 、還暦時に詠みし・・・・文学性、文化性、微塵も無しの、貧弱極まる辞世の句。

  ・我酒に 溺れし日々と成りぬれど 感動綴るは 子らの業なり

 以上・・・・生前辞世でした。

 皆様も・・・・お一つ如何ですか・・・・。

 死なないで良いのですが・・・・意外に難しいですよ。

 つづきます。

 

 

 まあ、水を飲みましょう