勝俣部長の「ため息」3074回・・・・詠みました

11月10日 日曜日

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                               赤羽「八幡神社」 神輿蔵 撮:2019.10

 

 

折角、生きてるだから

   辞世の句

 

 辞世の句・・・・映画や本で知る限り、武士さんが切腹を命じられ(あるいは自発的に)、腹を切る前に(死を前に)詠む句である。

 死ぬ寸前に詠むんだぜ・・・・キャー・・・・。

 れおののき・・・・悲鳴を上げ、逃げまどい、汗タラタラに助けを請い、小便を

漏らし・・・・どう考えたって悲鳴しか出ず、一句どころでは無い(筈)。

 この点一つとっても、武士とは凄いもんだし、とてもプロの武士にはなりたく無い。

  「風誘う花よりもなお 我はまた 春の名残を如何に 問やせん」

 ご存知、忠臣蔵、47士・・・・即日切腹を命じられた、「浅野内匠頭」さんの辞世の句とされている。

 もう一丁・・・・良寛さんの辞世、

  「散る桜 残る桜も 散る桜」

 恐れも、戦(オノノ)きも無く、ニコニコと・・・・辞世を詠むにはどうしたらいいのか・・・・。 

 おバカな勝俣部長・・・・考えた、考えました。

 そう、還暦を(60才を)一つの区切りとして・・・・死んで当然として辞世を詠む。

 既に16年も前に・・・・即ち「余禄の人生16年」は過ぎているが・・・・勝君、辞世を

みました、詠(ウタ)いました。

 酒をたらふく飲みながら、ニコニコと認(シタタ)めましたのでございまする。

    我酒に 溺れし日々となりぬれど

                                 感動綴るは 子等の業なり

                                                                   (凡句楽/還暦年4月29日/誕生日)

 それにしても上記2句とは・・・・恐ろしいほどに劣りますなあ。

 ほっといてオクれ・・・・とても武士や、覚人(サトリビト)にはなれませぬのだから・・・・ハイ。

 つづきます。

 

 

 人、産湯(水)から・・・・末期の水まで・・・・生涯 水ですね