勝俣部長の「ため息」4334回・・・・お駄賃

3月3日 金曜日

 

 

           「猿江恩賜公園」 撮:2023.02

 

 

   折角、生きてるだから

1年経って・・・・(1)

 

 仕事を離れてから(完全退職)・・・・間も無く1年となる。

 とでは・・・・多分、こうなるだろうと思っていた事が有る。

 巷間よく聞く、

  ・私 本日から 年金生活です

は、間違いの無いところであるが・・・・。

  ・毎日が 日曜日です

とは、なってはいない。

 むしろ次第に・・・・日々の充実さして来ている・・・・。

 コノ感覚、予想、少なし・・・・ゆえに驚きであり、大変嬉しい。

 明確な理由がある。

 10カ月ほど経ったとき・・・・。

  「ああ、そうか、この年で(79才)・・・・浮世を離れる事とは・・・・」

 効率追求からの、解放であったのである。

 58年の労働生活を一言で括(クク)れば、日々、効率の追求であった。

 売り上げを伸ば、利益を出せ、限界利益を下げろ、何よりも効率だ、効率だ。

 その・・・・激しいまでの効率追求からの解放・・・・。

 自分のペース、失敗もいい、一等ビリいい・・・・誰からも(トガ)められない。

 何よりも自分で、自分を咎(トガ)める必要が無い。

 まさに第2に人生の始まりである。

 言うならば・・・・出家生活に入れたのである。

 そのつ・・・・1日×3食×365日年間1095食。

 このクリエイティブなる作業の完全制覇が・・・・あながち、夢では無くなった

のである。

 毎月1度お招きする、客人3名様への提供料理も・・・・更に充実させる事が

出来る。

 前途洋々、精神が解放、広がる・・・・実に嬉しい。

 58年、労働・・・・・・・・・・・・・・・・お駄賃である。

 つづきます。

 

 

 水 いよいよ美味しい