勝俣部長の「ため息」4090回・・・・実に効く

7月3日 日曜日

 

           伊勢神宮「外宮」 撮:2022.6

 

 

折角、生きてるだから

 ホレ・・・・

 

 7月1日、産経新聞産経抄、その件(クダリ)。

 感心し・・・・思わず笑ってしまった。

 時に日本の気候・・・・少し前から連日使われる言葉が「真夏日」。

 聞くだけで、むさくるしい。

 ところがこの真夏日・・・・本来は美しい「語」だそうである。

 精神科医斎藤茂吉」さんが、勤務していた病院で詠んだ、

  「真夏日のひかり澄むみ果て浅芽原 そよぎの音のきこえるかも」

 耳を澄ませば、葉っぱのそよぐ音が聞こえるよと・・・・解説している。

 その美しい真夏日を・・・・気象庁が、不快感を伴う言葉にしたしまったとは、

文芸評論家の「山本健吉」さんともある。

 その後、更なる異常高温が続出し・・・・35度を超える日を「猛暑日」と呼ぶ言葉が生まれたと言う。

 気象用語になったのが平成19年とあるから、15年も前の事になる。

 で、で・・・・傑作なのは俳人「中原幸子」(私は全く知ら無いお方です)さんの一句。

   「ほらごらん 猛暑日なんか作るから」

 分かる、分かる・・・・実に傑作、傑作。

 ホラごらんの、ホラ・・・・がく。

   「ホレ見てみい・・・・」

   「ホレ見たか・・・・」

 も行けるかもな。

 ホレ惚れ・・・・である。

 で、で・・・・間抜けな「凡句楽」君・・・・ここで登場。

 みを込めて・・・・

   「NHK 君さえ黙れば ただの夏」

 煩(ウルサ)い、黙れ、黙れ・・・・NHK。

 つづきます。

 

 

 飲むなら 水ですよ