勝俣部長の「ため息」3963回・・・・顔が歪(ユガ)む

2月20日 日曜日

 

f:id:bon-ku-ra:20220130091646j:plain

       東京ドライブ 「日本橋付近」 撮:同乗者 2022.2

 

 

 折角、生きてるだから

お大尽(おだいじん)

 

 

 冬季オリンピック・・・・高木美保選手の活躍が素晴らしい。

 かって、とても歯が立た無かった・・・・オランダ、ロシヤの選手を相手に互角以上の

戦いを為す。

 胸の漉く思いである。

 スケートで思い出した。

 昔、昔、大昔・・・・小学生~中学生の頃、60年以上も前。

 山梨の狭小なる田舎(鰍沢)・・・・あちこちの水溜りが凍った。

 山の日陰は特にそうで・・・・1日中、溶ける事は無かった。

 部落の物好きが(大人も含む)、バケツで水を、来る日も、来る日も撒き続け、小さな、俄(ニワ)かリンクをこさえる。

 そこで・・・・全員が滑るのであるが・・・・。

 その全員様のスケート仕様・・・・下駄にエッジを取り付けた、下駄スケートである。

 足袋(タビ)を履き、スケートに仕立てた下駄に足を突っ込み、後は、真田を巻き付け固定する。

 巻き付けが弱いと、フラフラしてしまい、足首を痛める。

 だから、目一杯締め付ける。 

 ただそうすると・・・・紐が足首の随所に食い込み・・・・そのい事、痛い事。

 スケートを楽しむ、つうか・・・・痛さに耐えるつうか・・・・今思えば、かなり不思議な

光景である。

 ところが、群れ集まる子供の中に・・・・お大尽(大金持ち)の子が居て、その子だけは、靴のスケートで、スイスイと滑る。

 我々の様に、締め付ける紐の痛さで・・・・む事も無い。

 その、羨ましい事・・・・羨ましい事。

 昔、昔、大昔・・・・足首の痛い、思い出話しでした。

 今はかしい。

 つづきます。

 

 

 間も無く 春3月 水 緩み始めるか