勝俣部長の「ため息」3940回・・・・今・・・・無残

1月28日 金曜日

 

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      東京ドライブ「レインボーブリッジ」 撮:同乗者/2022.1

 

 

  折角、生きてるだから

先って 読めるのか

 

 勝俣部長の住む集合住宅。

  ・戸数 約360戸

  ・1棟が15階建て 1棟が10階建ての2棟構造

  ・築ほぼ50年

 ただ今、全戸のドア取り換え工事敢行中。

 傍(ハタ)から見ていて・・・・イヤ 災害水の搬入の観点では当事者的立場から・・・・。 

 最も難儀な問題は・・・・エレベーターの停まらない階がある事である。

 15階建ての我が住む棟で言うと・・・・停まる階は1階、4階、7階、10階、

13階、15階。

 抜けた階に行くには・・・・例えば8階に行くには、

  ・7階で下り 1つ徒歩で上がるか

  ・10階で下りて 2つ下がるか

 人って、先が読めるのか・・・・。

 50年前、皆、50才かった・・・・。

 85才様は35才、90才様でも40才。

 1階や2階・・・・それ以上の階をすっ飛び上るに恐れ無し。

 イヤイヤイヤ・・・・当物件の設計思想に、その恐れ、全く無し。

 今・・・・無残

 徒歩を余儀なくされる階の皆様は・・・・車椅子100%無理。

 その種の身体不自由に陥ったら・・・・住むを諦めるしか無し。

 で、で・・・・ドアの取り換え工事。

 360枚の新しいドアの上げ入れと、古いドアの引き下ろし。

 全てが徒歩、徒手・・・・人海戦術

 自分なりに費用をはじき出すと・・・・最大なる費用は、

  ・直接の材料費(ドア)でも無く

  ・工事費でもなく

 搬入、搬出の物流費用ではないのかなどと・・・・。

 この種の構造の高層マンションに・・・・仮に、1000箱の災害水の搬入を考えたら。

 いや、考えるの止めます。

 まあ、まあ・・・・費用はさておいて・・・・。

 エレベーターの停まらない居住者の晩年は・・・・。

 すなわち只今現在は、とても厳しい。

 人って・・・・本当に、って読めるのか・・・・。

 つづきます。

 

 

 せめて水でも飲んで 精出しましょう