勝俣部長の「ため息」3710回・・・・他人事では有りません

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           「別所沼公園」 撮:2021.5

 

6月1日 火曜日

 

折角、生きてるだから

 何とも・・・・

 

 勝俣部長・・・・住む集合住宅、15階建ての13階。

 昭和40年代(196年~)後半・・・・いわゆる「石油ショック」真っただ中に建てられた物件である。

 省エネとかが盛んに騒がれていた。

 その結果・・・・3基のエレベーターの全部とも、停まる階数が、

   「1階、4階、7階、10階、13階、15階」のみ

 仮に12階に住む皆さんは、13階までエレベーターで来て、1階分歩いて下りる。

 1日に1回は歩いて下りる事を、した勝君・・・・(今のところ)ほぼ毎日実行している。

 昨日の事である。

 13階からスタートして10階、7階と、ややギクシャク感は有るものの、そこそこに通過。

 4階を下り始めたとき、

  ・手摺を両手で必死に掴み

  ・付き添いさんに体を抱きかかえながら

 それこそミリ単位の速度で下りている、体の不自由な方を見る事になった。

 多分・・・・3階に住む方だと思う。

 4階まではエレベーターで行けるが・・・・。

 停まらない3階には、どうしても1階分、自分の足で下りねばならない。

 築50年近い・・・・集合住宅・・・・。

 物件購入時の皆さんの年齢は・・・・今より、一様に50才若かった。

 もし当時購入したなら私目・・・・20代後半(実際は後年、中古物件として購入)。

 1階や2階の歩き・・・ドンマイ、ドンマイ・・・・50年後の現実は遠く及ばない。

 今、命を削られる。

 他人事では有りません。

 あの、駅ホームを・・・・飲料水を積んで上る「米つきバッタマシーン」の、改良型見たいなマシーン・・・・なんとかならんのかなあ。

 もしかしたら・・・・エレベーターの停まらない部屋が、どんどん空き部屋になるかも知れない。

 省エネ文化の・・・・悲惨な末期にはなるなよな。

 つづきます。

 

 何時まで歩いて下りれるんだ 思わず数えてしまう 舌を噛みながら水を飲む