勝俣部長の「ため息」3711回・・・・自己納得

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          「別所沼公園」小路 撮:2021.5


6月2日 水曜日

 

 

折角、生きてるだから

 仕方が無い

 

 仕方が無い・・・・声に出さずとも、気持ちとして、かなりの頻度で使う・・・・。

 使いたくなる言葉である。

 国語辞典:対処の方法が無く、そうするのを(なるのを)、漫然と認めるざるを得ない状態。

 自己納得する言葉として、最も相応(フサワ)しい。

 考えたら多くの仕方が無いは・・・・「自然」に対して、向き合う言葉(情感)である。

 人間・・・・その知恵と努力により、自然に対して、かなりの仕方が無さを克服して

来たが、とてもとてもである。

 間も無く「熱中症」の季節・・・・誰もが分っている。

 分っているが・・・・仕方が無いで、毎夏、毎夏、大勢の人が倒れてしまう。

 今年も間も無くである。

 まさに、仕方が無いのである。

 せめて・・・・自然で無く、人間が引き起こす方の、仕方が無いくらいは、防ぐ事が出来ないのだろうか・・・・。

 コレが全くダメである。

 世界各地の戦争、紛争、小競り合い・・・・人間故の仕方が無さであるが、どうにも仕方が無いのある。

 生きてるんだから仕方が無い・・・・としか言いようが無いのか。

 変な言葉であるが、絶妙に、微妙に、死ぬまで、様々な状態を表す言葉である。

 ノーベル賞以上の言葉である。

 残念ながら・・・・新明解国語辞典には、この言葉の作者さんまでは書いて無い。

 まあ、仕方が無いか・・・・。

 つづきます。

 

 

 仕方が無い 水でも飲むか