勝俣部長の「ため息」882・・・・場所は 家庭に在り

4月20日 土曜日

                                            



 手遅れになって 健康を知る
日 々  リ ハ ビ リ


 リハビリ(rehabilitation)なる言葉を、国語辞典で引くのも何だが、
   「元通りにすること 機能回復訓練」
とある。
 人間(動物)ある程度の年齢になると、健康・不健康を問わず、かって備えていた機能が劣化し始めるものである。
 その劣化速度にブレーキを掛けるためには、日々の訓練(リハビリ)が必要となる。
 特に、体の何処かが故障した場合は、治癒までの一時期、当該個所を労わざるを得ないから、機能の劣化速度は増してしまう。
 重点的なリハビリが必要となり、・・・・多くの場合、そのことをリハビリと呼ぶ。
 まあ、病んだ後のリハビリはそれとして、・・・・加齢に因る機能低下を防ぐのに、一石二鳥ならぬ、「一石五鳥」以上のリハビリがある。
 何の事は無い、家事に精出す事である。
 炊事、洗濯、掃除に買い物、縫物、トイレ掃除、風呂掃除・・・・家事の一切を、奥方(女性)から,奪い取る事である。
 殊に、定年退職後の人生は、「家事プロ」が自認出来るまで、精度を高める事である。
  ・お父さん 食事は 未だ
  ・お父さん お風呂は 沸いている
  ・お父さん 靴を 磨いてくれた
などと、およそ、世間も本人も
  「ムッと して 参った 参った」
と、思うまでに至ったとき、「家事プロ」は完成し・・・・家事リハビリが大成功し、・・・・傍らのデブ妻を尻目に、自分の健康体は蘇るのでありんす・・・・。
 リハビリは病院や、専門機関で為すものでは無く、日々の家庭で為すも・・・・。
 勝俣部長そろそろ、本日の朝食と、昼食の作成に入ります。
 デブ妻の居ないのが、ちょと残念ではありますが、・・・・。
 つづく。

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