2月7日 日曜日
折角、生きてるんだから
コウナリャ コカ・コーラⅢ
こいうなりゃ・・・・コカ・コーラⅢを書きまっせ。
その生産スピードは、毎分120本程度で、米軍の兵隊さん向けに造られた。
当時の町のジュース屋さんが、毎分40本とか60本とかであったから、目を見張るスピードであった。
中には2階に原液タンクを設え、ゴムホースで下に落とし、手で瓶詰めした会社も
多数あった。
余談になるが・・・・勝君が入社して担当したサイダー屋さんの数は、都内だけで30軒は有った。
コカ・コーラ・・・・何しろ売れる、売れる・・・・そのためのルートカー方式が物珍しかった。
そして、生産スピードが勝負、勝負・・・・であった。
となり・・・・勝俣部長が知る最高スピードは、東京コカ・コーラボトリング社、多摩工場(清瀬市)の瓶詰めマシーン・・・・
1フィーラーに2つの取り出し機械・・・・(1機の円形の瓶詰め機に、2本の取り出しライン)・・・・何と、毎分1200本。
機関銃の弾が毎分500本とか聞いたから・・・・その凄さが分ると言うもの。
スピードの裏付けは誰もが,充填する機械にあると思っていた。
ところがである・・・・懇意になった三国コカ・コーラボトリング社の製造課長さん。
インドネシアのスラバヤに、建設するコカ・コーラの工場に出向した。
2年ほど後に帰国した聞いた。
「いやいや 勝俣さん 日本は凄いよ」
充填機のスピードは、毎分400程度を用意したと言う。
ところが運転して見て分かったのだが・・・・100本も出ないと言う。
その原因は・・・・確かに三菱マイヤー社の機械は400本だが、
・瓶の高さの精度が無い
蓋の(王冠の)精度が無い・・・・そのため、王冠供給マシーンの落下ラインが、あっちで引っかかり、こっちで引っかかり・・・・
とてもじゃ無いと・・・・。
生産スピードは・・・・生産を受け持つ、全部の参加企業の、精度の一番劣る企業の、
精度によって決まるのだと・・・・。
確かにである。
ここ最近、米国ファイザー社の、ワクチン生産ラインの一部がテレビに流れる。
今、猛烈に量産と戦っている(ハズ)。
50年前の・・・・あの、コカ・コーラのラインを鮮明に思い出す。
でも、あの当時は誰とでも、至近距離で、口角泡を飛ばしなが話が出来た。
今は、トンデモナイ話しである。
口角泡を飛ばすが、懸命に懐かしい・・・・。
つづきます。
さあ 水を飲みましょう