勝俣部長の「ため息」3596回・・・・口角泡を飛ばす

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                 法華経寺


2月7日 日曜日

 

 

   折角、生きてるだから

コウナリャ コカ・コーラ

 

 こいうなりゃ・・・・コカ・コーラを書きまっせ。

 コカ・コーラ生産の、国内1号機は東京港区の芝浦。

 その生産スピードは、毎分120本程度で、米軍の兵隊さん向けに造られた。

 当時の町のジュース屋さんが、毎分40本とか60本とかであったから、目を見張るスピードであった。

 中には2階に原液タンクを設え、ゴムホースで下に落とし、手で瓶詰めした会社も

多数あった。

 余談になるが・・・・勝君が入社して担当したサイダー屋さんの数は、都内だけで30軒は有った。

 コカ・コーラ・・・・何しろ売れる、売れる・・・・そのためのルートカー方式が物珍しかった。

 そして、生産スピードが勝負、勝負・・・・であった。

 となり・・・・勝俣部長が知る最高スピードは、東京コカ・コーラボトリング社、多摩工場(清瀬市)の瓶詰めマシーン・・・・

 1フィーラーに2つの取り出し機械・・・・(1機の円形の瓶詰め機に、2本の取り出しライン)・・・・何と、毎分1200本。

 機関銃の弾が毎分500本とか聞いたから・・・・その凄さが分ると言うもの。

 スピードの裏付けは誰もが,充填する機械にあると思っていた。

 ところがである・・・・懇意になった三国コカ・コーラボトリング社の製造課長さん。

 インドネシアのスラバヤに、建設するコカ・コーラの工場に出向した。

 2年ほど後に帰国した聞いた。

   「いやいや 勝俣さん 日本は凄いよ」

 充填機のスピードは、毎分400程度を用意したと言う。

 ところが運転して見て分かったのだが・・・・100本も出ないと言う。

 その原因は・・・・確かに三菱マイヤー社の機械は400本だが、

  ・瓶の高さの精度が無い

 蓋の(王冠の)精度が無い・・・・そのため、王冠供給マシーンの落下ラインが、あっちで引っかかり、こっちで引っかかり・・・・

 とてもじゃ無いと・・・・。

 生産スピードは・・・・生産を受け持つ、全部の参加企業の、精度の一番る企業の、

精度によって決まるのだと・・・・。

 確かにである。

 ここ最近、米国ファイザー社の、ワクチン生産ラインの一部がテレビに流れる。

 今、猛烈に量産と戦っている(ハズ)。

 50年前の・・・・あの、コカ・コーラのラインを鮮明に思い出す。

 でも、あの当時は誰とでも、至近距離で、口角泡を飛ばしなが話が出来た。

 今は、トンデモナイ話しである。

 口角泡を飛ばすが、懸命に懐かしい・・・・。

 つづきます。

 

 

 さあ 水を飲みましょう